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blood 30 ページ34

そらるさいど。





貴方「そらるさっ、もうやめ」





そらる「なんで?嫌じゃないくせに」



耳元に口を寄せて、低く囁けば面白いぐらいびくびくする体。




そらる「ん、ちゅ、ふ」




それからどれぐらいキスしていたかわからない。





気づけばAの目はとろんとしていて、制服が少しはだけていた。





あぁ、もうここで抱いてもいいかな。




ってか無理だわ、抱く。





そらる「ごめん、俺が止まんない」





ブラウスの中に手を入れて下着越しに胸を触ると、肩が揺れる。




感度良すぎ、そらるさんも手加減できないよ。





そらる「ねぇ、Aからキスしてよ」



顔を近づけてやるとゆっくりと唇を合わせた。



抵抗しなくなってる、先を期待してるようにも取れる。




俺にはとことん逆らえないんだよねお前は。


恥ずかしそうに目を逸らした。




そらる「なにその反応、かわいすぎ」




リボンを放り投げて、ボタンを外す。



目瞑っちゃってさ、ほんと飽きない。



薄ピンク色の布をはずそうと後ろのホックに手を伸ばす。



貴方「っ、そらるさ、」



そらる「今さら止まれない」





パチン




ゆっくりと手をかけて取ろうとした。









俺としたことが鍵をかけるのを忘れてた。


なんてもう遅かった。








「何やってるん、そらるさん」






俺の腕を掴んだのは、やっぱりお前か。







そらる「邪魔すんなよ、









るす」






いつもの人懐っこい笑顔じゃなくて、冷たい視線で睨んできた。



luz「ここまでするなんて俺聞いてないんですけど」


そらる「お前に言う必要なくない?」




あー、怒ってんなこれ。




ルスの紅い瞳が俺の紅い瞳を見つめ返す。

おんなじ色してるから変な感じ。




いつの間にか気絶していたAに視線を向けると、キッと俺を睨んで窓ガラスが思いっきり割れた。




破片が頬をかすって血が出るのがわかった。




luz「いくらそらるさんでも、そこから先は許しませんよ」




そらる「お前も同じ気持ちってわけ?
なら手抜かねぇから覚悟しろよ」





お互い殺気駄々漏れでルスが力を暴走させたからなのか、廊下がざわついてるのがわかる。




まふ「そらるさん!?」



天月「るすくん!」



坂田「うわ、何これ」


うらた「窓ガラス割れてんじゃん」

志麻「何があった」


センラ「だいたい予想はつくけどな、」

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雨宮 - とてもおもしろかったです‼とても続きが気になりました。更新楽しみに待っています‼まだあまり出てきていないメンバーの吸血シーンとデートシーン見たいです!! (2023年3月13日 3時) (レス) @page27 id: 5ddbb494ea (このIDを非表示/違反報告)
Haoto(プロフ) - これで終わりですか…?めっちゃ気になるーーーーー!!!!w (2021年8月13日 3時) (レス) id: e9d14425e3 (このIDを非表示/違反報告)
パピコ - 歌い手さんかっこよかったです!お話も面白くてよかったです! (2020年12月6日 8時) (レス) id: f5ab299a43 (このIDを非表示/違反報告)
彗星(プロフ) - ヴァンパイア騎士も歌い手も大好きなのでこの話すっごく面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年3月19日 9時) (レス) id: b9a9b00cb2 (このIDを非表示/違反報告)
めう - ヴァンパイア騎士丸パクリみたいで読む気失せました。 (2020年1月4日 4時) (レス) id: 5584426aeb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るな | 作成日時:2018年1月3日 16時

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