#7 suddenly, ページ12
電車に揺られて、駅から徒歩5分の私の高校。
高一の二学期後半に転校してきた。
ひろ達に拾われる前の高校より何倍も綺麗な高校。
元々頭だけはいいから、
その単位を使ってこの高校に転校できた。
校則も緩くて、ピアスを開けている子や、髪を染めている子もいる。
けど、問題は友達の関係。
いっつも男4人と暮らしているせいか
気づけば男勝りな奴になってしまった。
そのおかげで友達は全員男。
転校初日くらいは女の子にも話しかけて貰えたけど…
多分、男子からは
“男子”というレッテルが貼られていて、
女子からは
“自称サバサバ男垂らし”
というレッテルが貼られていると思う。
それ故女子からは近づいてこないのかな…
昼休みの様子はと言うと、
翔大「Aー？」
優樹「A屋上行くぞ、」
颯「お前まだ昼飯食ってんの？おっそ笑」
『うっさいこれでも女だから。』
颯「怒っちゃったかわいー♡」
『きっしょい先行ってて。』
翔大「はいはーい！」
別にうざいとは思ってないけどね。
自撮りしてる奴らとかなんか一生関わりたくないし。
それならこうやって口悪く男子と話してる方がマシ。
お昼ご飯のサンドイッチが食べ終わって、
急いで屋上に向かう。
『遅れたー！！』
優樹「早くー！」
おいでおいでとジェスチャーをされる方へ向かう。
翔大「ていうかいつも言ってる同居人って誰なの？ 」
『絶対に言わない。言えない。』
颯「Aよくアレク？サンドロス？ってやつ聴いてるよね。」
『アレキ！サンドロス！』
颯「あぁ、悪ぃ悪ぃ、」
優樹「もしかしてその人たちと暮らしてる系？笑」
ぎくっ、、！
翔大「めっちゃ目見開いてんじゃん。」
『ち、違っ、大好きな四人と暮らしてる、想像したらもう…』
一応ファンでもあるから。
たまにチケット自分でも買ってるし。
楓「えぇほんとぉ？」
翔大「でも仮にほんとに住んでたら大変な事なるぞ。」
楓「俺とか口やーらけーもんな。」
『それな？』
優樹「えーでも暮らしてたら夢あんな笑」
『暮らしたいぐらいだよ！』
暮らしてるんだけど…ね。
そんなこんなで大体毎日適当なこと話して帰る、
みたいなのがルーティーン。
だったはずなんだけど、
楓「ちょっとAまだ居ようよ笑
翔大達は帰ってて！」
『は？』
これあれだね、テンプレ化された、告られるやつだね。
ｰnext page☞ｰ
翔(絶対告るだろ笑)
優(下手だなぁあいつ笑)
翔(Aと付き合うのってどんだけ難しいんだろ)
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紗那_sana(プロフ) - ゴマ団子さん» 緊張するでしょうね…寝れなそう…笑 こちらの作品も楽しんでもらえて何よりです! (2021年2月9日 23時) (
レス) id: 00903003ac (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子 - こちらにもお邪魔させてもらいます ( ´艸｀)メンバーと暮らすのって、緊張するでしょうねε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉ��(OωO; )お話楽しいです(≧∇≦)bこれからも宜しくお願い致します(^_^)ゞ (2021年2月6日 14時) (レス) id: 39e224bf48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗那_sana | 作成日時：2021年1月15日 20時
