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「だって!紫耀くんと共演なんて許せない!なんであんたぐらいの女にそれができるわけ?」

女って怖いなあ、
私も女だけど。

相手にするのも面倒くさい。

「すみませんが、何かあるのでしたら事務所にお願いします、私はこれで」

早々に切りあげようとしたら、

「まだ終わってないわよ!」

耳をつんざくような金切り声。

もう少しで超音波いけんじゃない?

「何ですか。あと少しで収録始まりますよね」

そっちは準備済んでるかもしれないけど私はまだなんだよ。
酒井さん早く来ないかな…

「私の質問に答えてよ」

「枕営業したの?どうなのよ!」

…仕事を枕営業で取ることしか知らないのかな。
もしそうなのなら、可哀想なことだ。

「…してませんよ、そんなのがまかり通る世界じゃないです」

実力がある俳優が輝く世界だ。

そんな後ろ暗いことは通用しないんだよ。

「…何なのよ、嘘つかないでよ!」

話聞く気ありました?

「…だから、」

「水ちゃん?何してんの?」

角から現れたのは、救世主とも言うべき存在の平野っち。
まあそれでいて一番来てはいけない人だったかもしれない。

「…紫耀くんっ!」

おいすごいな。
一瞬で人変わったよ。

「マコ、お話したかったんです〜!」

秋菜を彷彿とさせる話し方に気分が悪くなる。

「そうなの、俺は別に話したくないからごめんね」

よく笑顔でそれを言えるな。

マコさん青ざめてるし。

「…あと、水ちゃんに手出さないで?俺の大事な友達なの」

「…はっ、はい…!」

尻尾を巻く勢いで逃げて行った。

恐るべし平野っち。

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(プロフ) - 友梨さん» 初めまして、コメントありがとうございます!面白いと言っていただけて嬉しいです…!まだお話は続きますので、ぜひ楽しみに読んでいただけるとありがたいです。 (2020年10月18日 0時) (レス) id: 9c2773f025 (このIDを非表示/違反報告)
友梨(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく拝読させて頂いてます!舞さんの作品とても面白くて何度も読み返してます!いつも応援しています!頑張ってください!!! (2020年10月17日 18時) (レス) id: 5a310d6604 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - じくねこさん» またコメントありがとうございます!嬉しいです!これからも楽しんで読んでいただけるように頑張りますね…! (2020年9月12日 1時) (レス) id: 9c2773f025 (このIDを非表示/違反報告)
じくねこ - 更新ありがとございます続き楽しみ (2020年9月11日 23時) (レス) id: 1083519e52 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - じくねこさん» こちらこそ読んでいただいてありがとうございます!作者のモチベーションアップに繋がります( ;∀;)今日も更新するのでぜひ楽しみにしていてください…! (2020年9月7日 17時) (レス) id: 9c2773f025 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年8月23日 10時

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