〃 ページ48
＊
幽李side
臨也「ゆ、幽李ちゃん!!」
自販機と巻き起こった砂煙越しで見えてはいないが。
珍しく焦っているであろう臨也さんの声がして…こちらへかけてくる足音がする
「…………」(どうしますかね…これどうすればしまえるんでしょう。とりあえず、意識を集中させてみましょうか)
双剣に意識を集中させて、消えろ、消えろ…と念じると。
それらは淡い光を放ちながら…手のひらに吸い込まれるように消えた…
「……ﾌｩ」(これでとりあえずは、バレませんね…しかし、自販機ってけっこう重いですね、ガードできたとはいえ…腕が痛いです)
_________
臨也side
臨也「…っ、!幽李ちゃん!!」
自販機の横に転がっている彼女を見つけ、俺は急いで駆け寄った…
臨也「幽李ちゃん！幽李ちゃん!!大丈夫かい？幽李ちゃん!!」
そう慌てて呼びかければーー今ではもう見慣れた無表情が覗く。
「…そんなに呼ばなくても、大丈夫ですよ…うっ。」
臨也「大丈夫じゃないでしょ？」
はあ、と溜息をつき、彼女を抱き起こした。
ーそして、何の許可もなく
臨也「…よいっしょっと」
「……!」
彼女を持ち上げた。
ーー
臨也「…うわ、軽いねー君。普段何食べてんのさ？」
「何食べてんのさって…あなたと同じでしょう。同じところで同じときに食事してるのいつも観察してるじゃないですか。
…とゆうか、公衆の面前でお姫様抱っこって何なんですか」
率直な感想を述べれば、すぐさま返ってくる罵倒の言葉。
臨也「アハハッ、確かに君の食べてるものは全部知ってるよ？」
「うわ、気持ち悪いですね…」←
臨也「ひっどいなー」
ーーホント、釣れない子だ。
臨也「まぁ、そんなことより…今は」
静雄「………」(あのちっちぇー坊主…怪我してんのか？つーか、なんであの糞虫がアイツ抱き上げてんだ？)
臨也「あの、単細胞から逃げなきゃね？」
そう素早く呟いて、俺は�爐箸咾�りの笑顔�瓩鯣爐妨�けると
臨也「じゃあね、シズちゃん♪
俺は帰ってこの子の手当しなきゃならないからね…
�狠�かさん�瓩里擦い撚�我しちゃったからー」
静雄「なっ…
ま、待ちやがれ!!糞臨也ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
臨也「んじゃねぇー」
悪態をついて、彼女を抱えたまま駆け出した…
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ユキ(プロフ) - エレインさん» ありがとうございます！これからもがんばります。 (2016年8月22日 15時) (
レス) id: 2b716bd248 (このIDを非表示/違反報告)
エレイン - とっても可愛らしいイラストで感動しました！小説も面白いし素晴らしいです！これからも頑張ってください！ (2016年8月22日 11時) (レス) id: b8676a81ac (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - あおがみさん» あれ？知らなかったんですか？ (2016年5月15日 4時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
あおがみ(プロフ) - 鈴村ってお人よしだったんだｗ初耳ぃ！ｗ (2016年5月15日 1時) (レス) id: d3ead911d5 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - あおがみさん» それが鈴村さんと言う男ですよ、鈴村さん (2016年5月3日 22時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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