《番外編・折原臨也の誕生日3》 ページ19
＊
あぁ、終わったな…
彼はそう思い固く目を閉じた___
しかし…いつまでたっても痛みは襲って来ない…ゆっくり、ゆっくり目を開くと
ついさっきまでピストルをかまえ妖しく笑っていた彼女がいつものように真顔で
床に散らばった紙吹雪を片付けていた
臨也「え？な、な、え？」
幽李「ななえ？誰ですかそれ？」←
臨也「え？さっきまで、僕を殺すために…」
幽李「え？誰が臨也さんを殺すんですか？僕は、ただ…」
彼女は珍しく優しい微笑みを浮かべて…
幽李「臨也さんの、誕生日をお祝いしたくてワクワクしていただけです(ﾌﾌｯ」
小さな箱を大混乱中の彼に差し出した
臨也「たん…じょう…び？」
幽李「え？違いましたか？」
臨也「い、いや、あってる…ってるよ？」
幽李「それはよかったです。受け取ってください、僕から、寂しんぼ臨也さんへのプレゼントです」
臨也「う、うん？あ、ありがとう。開けてもいいかい？」
幽李「どうぞ…僕の独断と偏見で選んだので気に入らなくても知りません(ㅎ.ㅎ)ｷﾘｯ」
────
臨也「これ…ブレスレット？」
幽李「僕の目の色と同じ色の石がはめ込んであるんです…気に入り…ませんかね？」
臨也「あは、あはは、あはははははははははは」
幽李「!!人LOVEが壊れた!!そんなに嫌でしたか！」
少し悲しそうな顔をしてアセアセしている彼女をそっと撫でながら
彼は、さも満足そうに…言った
臨也「いや、最高の誕生日プレゼントだよ。ありがとう、幽李ちゃん♪」
幽李「そうですか…改めて誕生日おめでとうございます…臨也さん(ﾆｺｯ」
臨也(?!あの、幽李ちゃんが満面の笑み?!これは、本当に最高の誕生日だね)
彼にとって人生で１,２位を争うほど嬉しかった誕生日になったという___
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
(その後)
臨也「いやー、朝起きたらいないんだもんね、驚いたよ」
幽李「心配しましたか？」
臨也「まさか」
浪江(嘘つけ)
臨也「ところで、あのピストルどうしたの？」
幽李「クラッカーをピストル型に改良しました」←
臨也「き、君は本当に…万能だよねぇ」
幽李「ありがとうございます(ㅎ.ㅎ)ｷﾘｯ」
浪江「いいのやら、悪いのやらね…(ﾎﾞｿｯ」
Fin*°
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ユキ(プロフ) - エレインさん» ありがとうございます！これからもがんばります。 (2016年8月22日 15時) (
レス) id: 2b716bd248 (このIDを非表示/違反報告)
エレイン - とっても可愛らしいイラストで感動しました！小説も面白いし素晴らしいです！これからも頑張ってください！ (2016年8月22日 11時) (レス) id: b8676a81ac (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - あおがみさん» あれ？知らなかったんですか？ (2016年5月15日 4時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
あおがみ(プロフ) - 鈴村ってお人よしだったんだｗ初耳ぃ！ｗ (2016年5月15日 1時) (レス) id: d3ead911d5 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - あおがみさん» それが鈴村さんと言う男ですよ、鈴村さん (2016年5月3日 22時) (レス) id: b4895c0cf1 (このIDを非表示/違反報告)
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