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廉side





あいつの周りには高校時代のいわゆるイツメンだったメンバーが揃っていた。






Aの隣に座るとお酒のせいなのか少し頬が赤くなってるのが分かった。







廉「久しぶりやな」





『そうだね』





廉「元気やった?」





『うん、永瀬くんは?』





そんな何気ない話やったけど俺にとっては嬉しくて仕方なかった。








すると目の前に居たAの友達のさくらが俺を見ながら何か言いたそうにしているのが見えた。






廉「ん?」






さくら「なんでもなーい」






そう言ったけどなんか言いたそうな顔をしていた。






廉「そんな見られたら気になるやん」






すると、聞いてきたのは俺の親友のジンだった。






勇太「お前らさ結局付き合ってたの?」






さらっと問題発言をしたせいで隣でむせてしまったA。







空気が読めてへんのか読みすぎてんのか...






変わらないこの空気感はすごく落ち着いた。







廉「付き合ってへんよ」







俺は正直に言った。







ジン・さくら「え!?」







付き合ってると思ってたのになんて言ってる二人。






廉「そう見えとったんやなあ」







俺は正直嬉しい。






好きな女の子と付き合ってるんじゃないかって言われたら普通だと思う。







しかし隣で何も声を発さないA。









なあ、隣でどんな表情をしてるん?









見たくても勇気が出来ないで見れない俺は自分の想いさえ伝えられなかったあの頃の自分と何も成長してないように感じた。

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永瀬廉LOVE - 私は、廉が好きなのでとても良かったです (2019年3月22日 13時) (携帯から) (レス) id: 3696e247e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詩 月 | 作成日時:2019年3月17日 20時

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