149話 ページ7
you side
素直に行動できるのが少し羨ましく感じる。
「私はどうしたいんだろ…」
過去と向き合うと決めたはずが、進展してるのかもわからない。そんなことを考えながらぼーっと十座の練習を見つめていた。
幸「A？」
「あ、幸」
幸「なにしてんの？ぼーっとして」
「あぁ笑演出、考えてたの。」
幸「嘘つくな。あんた演出考えるときは色々書き出して夢中になってやるタイプじゃん。」
「…よくみてるね」
咄嗟に誤魔化したのが、あっという間にバレて驚く。
幸「まぁね。で、何考えてたの」
「あぁ…うーん。私頑張れてるかなぁって笑」
幸「は？」
「皆の本気についていけてるかなって少し弱気になっちゃったんだよね、ごめん」
幸「本気でやってんじゃん、あんただって」
「え？」
幸「そうじゃなきゃあんな演出考えられないでしょ」
「幸…」
幸「Aの演出で自分が作った衣装が輝いてるのも、自分がスポットライト浴びるのも、本当に好き」
幸「あの時間を何度も味わいたいって思うし」
「…」
幸「過去になんかあったのかもしれないけど、それでもあんた前に進もうとしてるんだから、それでいいでしょ」
「…幸はかっこいいなぁ」
幸「…！！こっちみんな！」
「えぇ〜！？笑」
目があった瞬間耳まで赤くしたことに気付いたのは内緒にしておく。
「ありがとう、幸」
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you side
い「A、いいの？今日から混ざってもらっちゃって」
「うん、基本的な構成は出来たから大丈夫。それに少し行き詰まってるから、皆を見てイメージ広げたいなって」
い「そっか、無理はしないでね？」
「ありがと、お姉ちゃん」
今日はビロードウェイでのストリートACT
やっぱり場を踏まないと人前で100%の演技なんて出来ない。それでも出せないのが舞台というものなんだけどね。
それでも経験していないのとしたのとでは、大きな差がつく
それぞれ不安など様々な表情。
まぁ、やってみないと始まらない。
い「まずは慣れるところから頑張ろう！」
「大丈夫です、やってみれば慣れてきますから。」
い「どの辺りではじめようか？」
「…なんか人少ない？」
人の少なさと明らかに受けている注目に気付く
「あぁ…なるほど…」
万「みんな引いてんぞ」
そりゃこのメンツが揃ったら迫力があるよね…
臣「はは、カントクはモーセみたいだな笑」
太「海割るやつッスね！」
い「いや、絶対みんなのせいだからね！」
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ルル - 分かりました。何度もしつこくすみません。もう感想なども送らないようにしますので申し訳ありませんでした。 (2022年11月20日 19時) (
レス) id: 79b2fb794f (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 最近一ヶ月ほど更新してないようですが、何かあったのですか？ (2022年11月19日 21時) (レス) id: 79b2fb794f (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - 夢小説大好きさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて何よりです！！ (2022年10月28日 10時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
向日葵(プロフ) - つむぎさん» コメントありがとうございます！頑張ります！！ (2022年10月28日 10時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
夢小説大好き(プロフ) - 面白いしキュンとして、一気に読んでしまいました…！続きが楽しみです！ (2022年10月28日 7時) (レス) @page9 id: 4b051cf7f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2022年4月18日 0時
