53話 ページ6
至 side
至「はぁ…あぶな…」
自分の部屋にはいってドアに寄りかかる
あんな事言うつもりなんてなかったのに、自分に少しも興味を持ってくれてない気がして…
少しくらい妬いて欲しかったなんて…年上の俺が何を言ってんだ…
至「余裕なさすぎ…」
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you side
朝練、真澄の様子がおかしい。
いつもはお姉ちゃんを避けることなんてないのに
綴「どうしたんだ、あいつ」
シ「マスミがカントク無視するなんて、明日は豆が降るネ」
綴「雨な」
「まぁたしかに豆が降りそうなくらいには違和感だけど…」
咲「オレ、心配なんで、一緒に学校ついていきます!」
い「うん、お願い」
うーん。。関係がこじれたりしなきゃいいけど。
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「あれ、お姉ちゃんは?真澄もいない?」
綴「2人は買い出しにいかせた」
「綴ありがとうね、気遣ってくれたんでしょ?」
綴「俺は特になんもしてないから」
相変わらず綴はよく人を見てるなぁなんて感心してしまう
咲「あ、2人帰ってきたみたいですよ?」
真「…」
い「ただいま」
咲「あ、おかえりなさい!」
シ「おかえりダヨ」
至「おかえり」
綴「無事に…って感じでもないっすね」
い「うーん、ちょっと色々あってね」
…お姉ちゃん顔少し腫れてる…
でもなんとなくここで触れるのは良くない気がして、声に出すのはやめた
咲「真澄くん、大丈夫?」
真「…」
綴「行く前よりひどくなってんな」
至「あれ、監督さん、ほっぺたちょっと赤くなってない?」
「いや、それは触れない方が…」
い「…」
真「…」
「やっぱり…」
綴「いい加減何があったのか話せ」
真「…」
い「私は席を外すね」
お姉ちゃん…
「私もいない方が話しやすそうだね。真澄、皆には思ってることちゃんと話してあげてね。」
出来るだけ優しい笑顔で真澄に伝え頭を撫でる
真「…わかった」
「うん。みんなも真澄をよろしくね」
そしてお姉ちゃんの部屋に向かった
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「お姉ちゃんはいるよ」
い「A…」
「はいこれ、冷やしてね。せっかくの美人な顔が勿体無いよ?」
い「ふふ、ありがと笑美人はAだけどね笑」
「もう笑…それで?大丈夫そう?」
い「どうだろう…」
お姉ちゃんはポツポツと話し出す。
「そっかぁ。」
い「言いすぎちゃったかな」
「うーん。大丈夫だよ。真澄なら。周りにあんないい仲間がいる真澄なら。ちゃんと伝わるよ」
い「うん」
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向日葵 - 湊さん» ありがとうございます!とても嬉しいです!中々更新速度が上がらなくて申し訳ないですが、引き続き応援してくださると嬉しいです! (2021年4月11日 0時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
湊 - めっちゃ好きです!!!続きが気になります!!!これからも応援してます!!! (2021年4月7日 16時) (レス) id: cf9f44b425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年3月22日 23時