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78話 ページ31

you side


天『偉そうにするな!親父の病気のことも、知らないくせに!』

三『親父の病気…?なんどよ、それ?』

天『…お前には関係ない』

三『関係ないわけないだろ!どういうことだよ!?』


天馬くん流石だな。三角くんの出方を見ながら、ちゃんと展開させてる。


三『…悪かったよ。親父の病院、教えてくれ』

天『…車出すよ』

三『悪いな…』

い「はい、そこまで!」


不和からの和解。ここまできっちり5分…
起承転結もしっかりしてるし、なかなかいいじゃん


い「流石天馬くん…」

天「ふん、わかったか?エチュードっていうのはこういうことをいうんだよ」

天「お前らのはただ、口から出まかせ言ってるだけだ」

幸「いちいち、いちゃもんつけないと気が済まないの?そんなふうに根性がねじ曲がってるからポンコツって言われるんだよ」

天「本当のこと言っただけだろうが!」


子供かって…褒めようとしたらこうだからな…チームワークとは程遠いな


「いい加減にしなさい、二人とも、稽古中」

い「そういえば、リーダーを決めないといけないね」

天「それなら、もう決まってるだろ。このメンツで、オレ以外に務まるとは思わない」

幸「はああ?そんなに面の皮が厚いと、皮膚呼吸できないんじゃない?」

天「どういう意味だ!」

幸「アンタにリーダーなんて務まるわけないだろ、ポンコツ役者」

天「なんだと!?」

一「あ、じゃあ、オレがダーリーやっちゃおっかな〜」

幸「それはない」

天「それはない」

一「ええ〜」

三「オレ、だれでもいいよ〜」

い「椋くんはどう思う?」

椋「え!?え、ええっと…」

椋「演技の経験では、この中で天馬くんが1番あるので…周りのメンバーに演技指導ができる天馬くんが適任だと思います」

幸「本気?演技だけだよ?」

天「だけってなんだ、だけって!」

幸「そのままの意味だけど?」

「はいはい、そこまで!椋の意見も一理ある!リーダーは天馬くんに任せます」

天「当然だ」

幸「えー」

い「ただし、天馬くんはリーダーに相応しい行動をとるように心がけてね」

天「言われるまでもない。オレは生まれついてのリーダーといってもいいくらいの…」

幸「そういうところを直せって言われてるんだよ」

天「何?お前にそんなことを言われる筋合いはない!」


リーダーになることで、チームワークの大切さ、わかってくれたらいいんだけどなぁ…


幸「だからポンコツだって言ってんの」

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向日葵 - 湊さん» ありがとうございます!とても嬉しいです!中々更新速度が上がらなくて申し訳ないですが、引き続き応援してくださると嬉しいです! (2021年4月11日 0時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
- めっちゃ好きです!!!続きが気になります!!!これからも応援してます!!! (2021年4月7日 16時) (レス) id: cf9f44b425 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:向日葵 | 作成日時:2021年3月22日 23時

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