検索窓
今日:6 hit、昨日:19 hit、合計:47,694 hit

73話 ページ26

you side


い「寮は基本的に2人部屋になってて、3部屋を分けて使ってもらうことになるんだけど…」

天「オレは1人部屋以外ありえない」

幸「2人部屋っつったでしょ。耳遠いわけ?」

天「ああ?」

一「ゆっきーには断られたし、むっくん同室しよ〜!」

椋「え?ボク?ボクで良ければ、いいよ」

一「やたー!今日からルムメ!」

椋「よろしくね」

「じゃあ2人は202号室でいいかな?」

一「ういうい!」

椋「うん!」

幸「さすがコミュ力高男…手が早い」

天「じゃ、あとのふた部屋をそれぞれ一人で使うってことでいいよな」

「まぁとりあえずはいいかな。後で一人増えたらまた相談するね。」

天「オレ203号室」

幸「なんで勝手に決めてんの」

「幸201号室でいい?」

幸「別にいいけど…」

天「だったら文句言うな」

幸「お前が言うな!」

「落ち着いてってば」

支「203号室…ですか」

い「!?」

「びっくりした…どうしました支配人」

支「すみません…それよりも、203号室は、まずいですね」

い「まずいってどういうことですか?」

支「実は…MANKAIカンパニーには、劇団七不思議というものがありまして…」

「七不思議ですか?」

支「時折、誰もいないはずの203号室から、謎の声が聞こえてくるという…」

「…え?」

支「わたしも怖くて近寄らないようにしていたので、掃除は一切してません…」

「それは別の意味でも開けるのが…!」

い「なんでそんな重要なこと早く言わないんですか!」

支「二日酔いで…今ようやく起きてきまして…」

幸「それで、ムダにおどろおどろしいんだ」

天「おい、部屋代われ瑠璃川」

幸「はあ?まさか怖いの?」

天「そんなこと言ってないだろ!」

幸「自分で203号室がいいって言ったんでしょ」

天「気が変わった」

幸「はい、却下」

天「なんだと!?お前、オレの方が先輩なんだからな!」

幸「だから?」

天「年上を敬え!」

幸「1番年上の一成が二人部屋になってんじゃん」

一「あ、オレえらい?大人って感じ?ゆっきーほめて。」

幸「はいはい」

天「じゃあ、オレを敬え」

幸「ふざけんな」

天「なんだと!?」

椋「お、落ち着いて」

い「とりあえずみんなで203号室を見に行ってみようよ。何も異常ないかもしれないし」

「まぁたしかに。これからの為にも見ておかないと」

天「…わかった。これで変な声が聞こえたら、絶対203号室は使わないからな!」

幸「どんだけわがままなんだよ」

天「うるさい!」

74話→←72話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (64 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
189人がお気に入り
設定タグ:A3! , 愛され , 逆ハー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

向日葵 - 湊さん» ありがとうございます!とても嬉しいです!中々更新速度が上がらなくて申し訳ないですが、引き続き応援してくださると嬉しいです! (2021年4月11日 0時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
- めっちゃ好きです!!!続きが気になります!!!これからも応援してます!!! (2021年4月7日 16時) (レス) id: cf9f44b425 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:向日葵 | 作成日時:2021年3月22日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。