QuizKnock新ライターはこんな人2

72話 ページ25

you side


「あ、もういる…」


急いで走って駆け寄る


「すみません、待たせちゃいましたか？」

川「いや、さっき着いたとこ。10分前やし笑」


そう今日はこの前
話していた川上さんとのお出かけです。

1人で立ってる川上さんイケメンすぎて周りからすごい見られてたのに、本人気付いてない…笑


川「とりあえず行こうか」

「はい！」

川「あと…今日の服とかめっちゃ似合ってる」


後ろを向きながら、小声でぼそぼそっと伝えてくれる川上さん。耳が真っ赤になっているのが、セットされた髪の間から見える。

お洒落な川上さんの横に並ぶわけだし、結構服とかに時間をかけたから気付いてくれて嬉しい笑


「やっぱり綺麗…！」

川「クイズ以外でこんなにテンション上がってるの初めてみたわ笑」

「騒いじゃってすみません笑水族館大好きなんです」

川「全然笑むしろそんな喜んでくれてよかった笑」


川上さんが知り合いにチケットを貰ったらしくて、水族館に連れてきてくれた。

生物が大好きな私としてはテンションが上がる。勿論動物園も好きだけど、海の生物の神秘さが本当に好きで1人でも足を運んでしまう。


「ずっとみてられる…」

川「本当に楽しそう笑」

「楽しいです笑川上さんと一緒だから益々！」

川「…そっか笑俺もAとまわれて楽しい笑」


ぼーっとお互い水槽に目線を向けながら話す
川上さんとは話さなくても隣にいるだけで落ち着く。


「ミズクラゲですよ〜！」

川「こんなおるの初めてみるかも」

「凄いですよね！ミズクラゲって、ミズクラゲと名づけられるくらい水で体ができているんです。」

川「90%だっけ？笑」

「流石川上さん！笑じゃあこのクローバーに見えるこれはなんの役割を持つでしょう！」

川「えぇ〜なんだっけ笑」


お互いクイズが大好きだから、どこでもクイズが始まってしまう笑こういうのが楽しいんだけどね笑


川「A本当に生きものが好きなんだね」

「はい！とても！」

川「そっか笑」


そうやって微笑む川上さんは優しくて、少しドキッとしてしまう。


「楽しかった〜笑」

川「それは良かった笑俺もAのおかげで新しいこと知れたし笑」

「なら良かったです笑」


長い時間付き合ってくださった川上さんには感謝だ。


「川上さん？」

川「ん？」

「また遊んでくれますか？」

川「…！いつでも付き合うよ笑」


最後そう伝えた時、
今日1番の笑顔を向けながら頭を撫でてくれた

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