36話 ページ38
主人公side
夕飯の片付けを終えて体育館に来た
手伝えることあるかもしれないし、ノートとパンを持って入る
空「A〜」
床に寝っ転がっている空が私を呼ぶ
「どうしたの？シューティングはー？」
空「もうダメ…200本打ったら身体動かない…」
「オーバーワークは良くないけど、適度に負荷かけなきゃだからねー。そんなんじゃまだまだ私には勝てないな笑」
空「なんだとーー！！」
夏「なぁお前らこのチームのことどう思う？」
空「どう思うって？」
「…」
夏「わしが行くはずだった高校はの、全国から優秀な選手ばっか集まってきとったんじゃ」
なんとなく
とびくんが言いたいことがわかる気がする
夏「勿論監督も一流、それでもその高校が全国制覇した事は、ただの一度もないんじゃ。それを考えたら…。なんでこんなチームでって考える時もある」
夏「…遠いで…インターハイは…」
とびくん…
今まで見た事ないような表情で話すのを見て
なにも言えなかった
安「あ、いたいた」
安「とびー、またドリブル教えてくれよ！」
そう言って明るい声が聞こえて来る
空「安原さん！言われた通りずっとボール持ってますね！」
安「おぉ。けどこれなんか意味あんのか？」
夏「そりゃボールの感覚を養うためじゃ」
安「感覚？」
「そうですよ〜、ボールと友達になるんです」
安「友達？」
夏「ま、ただ弄り回してもつまらんじゃろ。一個遊びを教えたるわ」
そう言ってとび君は安原にフリップを教える
安原さんも真似してみるがなかなかできない
空「僕も出来ますよ！」
そして空も混じる
空「あのさ、僕思うんだけど、確かにインターハイは遠いかもしんないけど、それでも前に進むしかないじゃん！」
「そら…」
それを聞いてとび君の表情が少し和らぐ
夏「そうじゃの。まぁ…これからかの…。」
少し嬉しそうなとびくんを見て私も嬉しくなる
「私もやるー！！空かして！」
空「う、うん」
そう言って空からボールを貰う
私はフリップを普通にしたり
ボールを頭の後ろや色々な場所に回す
バスケのパフォーマンスみたいにね
空「す、凄い！ボールが身体から全然離れない！」
とび君も少し驚いたような顔をする
「まぁね！常にボール触ってたから色々出来る様になっちゃった！安原さん！ボールと友達になるってこういうことですよ！笑」
安「なんか、少し分かったような気がするわ」
そう言って早速フリップを練習しだす安原さんを
私達は嬉しそうに見つめていた
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向日葵 - シオンさん» ありがとうございます！引き続き応援のほどよろしくお願いします！ (2020年4月18日 0時) (
レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
シオン - とても素晴らしい作品です。 (2020年4月11日 0時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - ふうさん» アニメですね！バスケのアニメがやるというので気になって見てみた感じです！笑買いたいと思ってるんですよね！笑嬉しいです！中々台詞などをアニメを見て持ってくるのに時間がかかるので更新は遅いですが、ぜひこれからも見てください！ (2020年4月9日 0時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
ふう - ふうです！ あひるの空はアニメで見たのですか？ 漫画でですか？ 漫画を読んでないならおすすめします！チョーおもろいので♪ 初めてうらつくで読んだのがこれで おもしろかったです！ (2020年4月8日 8時) (レス) id: f1937706d4 (このIDを非表示/違反報告)
向日葵 - shibuyuさん» ありがとうございます！！頑張らせていただきます！ (2020年3月26日 23時) (レス) id: 6167edb96b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：向日葵 | 作成日時：2019年12月18日 23時
