救い ページ3
(まふまふside)
まふ「通知…?」
見てみると、そらるさんのツイートだった。
僕は相方であるそらるさんのツイッターの通知を付けている。
作業をしているはずのそらるさんがゲーム関係のツイートをしていたらすぐ電話が掛けられるようにと、ユニットを組んで間もない頃付けたのだ。
"全然タイムライン動かない どうしたんだ 腹でも壊したのかツイッター"
見てみるといつも通り能天気で独特なツイート。
ふぁぼもリプもRTも、1件も来ていない。やっぱり何かおかしい。
でもさっきみたいなパニックにはならなかった。
まふ「僕だけじゃ、なかったのか…」
改めて言葉にすると、本当に安心できた。
通知が来ない。TLも動かない。猫たちも居ない。
そんな気味の悪い世界に居たのは、僕だけじゃなかった。
そうだ、あのときだっていつだって、僕にはそらるさんが居る。
急いでLINEを開き、彼に電話を掛ける。
♪♪♪
ピッ
そら『もしもし、まふまふー?どしたのー?』
スマホからそらるさんののんびりした声がした。安堵で思わず涙が出そうになる。
そら『あれ、おーい』
僕の気持ちなんて知らずに、そらるさんは間抜けな声をあげた。
まふ「もしもし、」
そら『あ、やっと出た、どしたの』
掠れた声で僕がかくかくしかじかを説明すると、いつもの柔らかい声で相槌を打ってくれた。
そら『なるほどねー…』
話終わると、そらるさんはいつもより低い声を出した。何か考え込んでいる様子だ。
暫く考えたあと、そらるさんが提案した。
そら『取り敢えず一旦集まろう』
それは僕も考えていたことだった。明らかに異常な空間に居る僕達。やっぱり1人より2人の方が心強い。
まふ「わかりました、どこで落ち合います?」
さっきまであんなに焦っていた僕ももう随分落ち着いていた。
高くも低くもない、耳に心地いい声。こうやって弱ってる時は、そらるさんのリスナーさんの気持ちがよくわかる。
そら『"歌い手ハウス"にしよう、4時に集合な』
そらるさんはそう言ってから、遅刻すんなよ、とやっぱり優しい声で笑った。
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コアラランド(プロフ) - すとぷり....6人...青....あぁ (2020年1月14日 0時) (レス) id: 5b9d17e3ea (このIDを非表示/違反報告)
れふと。(プロフ) - Liouさん» あれま…結構わかりやすくしたつもりなんですが… これからしっかりわかりますよ~ (2019年9月30日 17時) (レス) id: fdc4b938b2 (このIDを非表示/違反報告)
Liou(プロフ) - すとぷりが出たところがわからず頭を抱え込みながら読んでます(´・ω・`) (2019年9月28日 11時) (レス) id: 786bb358f0 (このIDを非表示/違反報告)
れふと。(プロフ) - 菜萃さん» コメントありがたいです、ありがとうございます…もっとすこっていただけるよう頑張る所存です! (2019年9月28日 6時) (レス) id: fdc4b938b2 (このIDを非表示/違反報告)
菜萃(プロフ) - 歌い手で異世界...あ"〜〜〜〜〜、好き。← 無理しないでくださいねヽ(´ー` )ノ (2019年9月26日 18時) (レス) id: b58c2b79a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れふと。 | 作成日時:2019年6月24日 22時