【文スト】助手なんていらないんじゃ…

＊7＊ ページ8

太「罰ゲームですか？」


いつの間にか近くに立っていた太宰さん。どこから聞かれてたんだ…？



乱「太宰、何か案でもあるの？」
太「それは勿論！男女がやる罰ゲームといえば！」


太宰さんが勿体ぶってゆっくり口を開く。

その瞬間。


国「だぁざぁい！」
太「おぐっ！？」


国木田さんが太宰さんの首根っこを掴む。
苦しそうに呻く太宰さん。


国「お前の始末書がいったい何枚滞納されてると思ってる！さっさと仕事をしろ！」

太「はいはい…」


珍しくしょんぼりとデスクに向かう太宰さん

むむ、罰ゲームの内容が聞けずじまいだ。


乱「仕方ない、じゃぁ負けたらジュースね」
貴「学生みたいですねぇ」

乱歩さんは早く始めたいらしいので、私も顔を綻ばせながらゲームを開始した。



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ちなみに時系列的には鏡花ちゃんが入社したちょっと後くらいです。

谷崎くんより夢主ちゃんが年上ですが、谷崎くんの方が社の先輩なので夢主ちゃんは敬語を使っています。

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