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*28* ページ29

太「や〜お待たせ二人とも。親交は深められたかな?」


ふてぶてしいほどの笑顔。この人絶対私達のことこっそり見てただろ。


貴・谷「「とんでもないです」」

ハモった。今まで会話が無かったのに。今まで培ってきた下っ端気質の賜物だろうか。いや、それは谷崎さんにとても失礼だ。


太「矢っ張り仲良しだね、君達は」


にこにこ太宰さん。これはきっと何かを企てていた笑顔だ。



太「それじゃあ、お茶にしようか。そこから見ているナオミちゃんも一緒に」

谷「えっ」


谷崎さんと同時に後ろを振り返る。棚の影から華奢な身体が現れた。


ナ「あら。太宰さん、お気付きでしたのね」

太「ふふ、勿論」


突然のナオミちゃんの登場に棚の傍を通った敦くんがビクッと肩を震わせた。私達も唖然とする。一体いつからそこに…?

ナ「兄様のお傍には常に私がいると思われた方が良いかもしれませんわ」

にっこり。
笑顔が恐ろしい2人が揃ってしまった。先程まで何か言いたげだった国木田さんも目を逸らしている。


ナ「それより、私もご相伴にあずからせて頂いて宜しいんでしょうか?」

太「勿論!美女が増えるとお茶も美味しくなるというものだよ」

ナ「それでは、お言葉に甘えて…」


谷崎さんにぴっとりくっつくナオミちゃん。谷崎さんから「はは…」と行き場のない笑いが漏れた。

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(プロフ) - 5ページ 太宰さんに乱歩さんに 乱歩さんを ではないでしょうか?  (2021年3月28日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 3ページ 丈が眺めの 眺め ではないと思います、、 (2021年3月28日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
飛花落葉(プロフ) - みずさん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2018年8月13日 19時) (レス) id: 3b14457373 (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - 乱歩さんに萌えました。あなたとあなたの作品が好きです心から。 (2018年8月9日 6時) (レス) id: 40c42479fe (このIDを非表示/違反報告)
飛花落葉(プロフ) - 通りすがりの変人さん» 嬉しいです!頑張ります!読んで頂きありがとうございます〜! (2018年5月27日 5時) (レス) id: a4f8881ef2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:飛花落葉 | 作成日時:2018年3月21日 15時

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