女の子って。伊作side ページ40
桜花「伊作さんありがとうございました」
深々と頭を下げる彼女。
傍にいた先生方にも素晴らしい対応だと褒められた。
的当て競技終了直後に桜花さんが倒れ、僕は保健委員としてすぐ彼女を見学の場所に連れていった。
だけだ。
伊「いえいえ、ただの貧血で良かったです」
最初に現れた時から顔色が悪いとは思っていた。
貧血といえばAもそうだ
女性にとって貧血というのは日常茶飯事なのだろうか。
見ていたところ4年生達と一緒に行動していたはずだが気づいたらいなくなっていた。
桜花「あの…」
伊「あ、あぁ…すいません」
桜花「あ、いえ!お気になさらず!その…もし良かったら今度お礼にご馳走させて下さい!貴方のお友達もご一緒に」
伊「それは嬉しいです」
桜花「じゃあまた近々よろしくお願いしますね!」
そう言って彼女はルンルンと自分の陣地に戻っていった。
さっきまで具合悪そうだったのにくの一は元気だなぁ。
そういえばAは何処だろう。
傍にいたくの一教室の山本シナ先生に声をかけた。
山シ「確か気分が悪くなって4年生の綾部君と一緒にここを後にしていたけれど…」
伊「ありがとうございます!」
僕の出番はもう終わった。
ならやっぱりAのそばにいたい。
でもどうして喜八郎と一緒に…。
僕は急いで4年い組へと向かった。
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もしゃどーる(プロフ) - つくもがみさん» コメントありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです!!更新頑張りますね^^* (2020年9月7日 2時) (レス) id: 105769ebda (このIDを非表示/違反報告)
つくもがみ - あぁ、すっごい好きです。これからどうなるのか楽しみ。更新、無理せず頑張ってください。 (2020年9月6日 15時) (レス) id: 5dd14ac0cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もしゃどーる | 作成日時:2020年6月9日 22時