的当て競技終幕 ページ38
あれから10分ほど続いた。
上級生達から出るオーラが下級生達を一緒にさせなくてよかったと思わせるぐらいのどす黒いものになっていた。
僕もあの場にいたら飲み込まれそう。苦笑
すると事件は起きた。
戦いが終わり両者礼をしたあと突然くの一の子が倒れた。
「だ、大丈夫かな?!」
三木「先輩落ち着いて!」
守「先輩は人のことより自分の体を気にしてください!!」
「でも…っ」
僕は目が離せなかった。
彼女が倒れて皆が彼女に駆け寄る。
もちろん伊作も。
「…っ…」
真っ先に伊作が彼女の傍に行き、姫抱っこし始めた。
きっと保健委員だからとそう言ってるのだろう。
なんだか胸が苦しい。
考えすぎてまた目がぐるぐるとまわる。
喜「先輩」
そんな僕を支えてくれた喜八郎。
喜「A先輩ちょっとここから離れましょうか」
優しくエスコートしてくれる喜八郎に任せて僕は頷いた。
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もしゃどーる(プロフ) - つくもがみさん» コメントありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです!!更新頑張りますね^^* (2020年9月7日 2時) (レス) id: 105769ebda (このIDを非表示/違反報告)
つくもがみ - あぁ、すっごい好きです。これからどうなるのか楽しみ。更新、無理せず頑張ってください。 (2020年9月6日 15時) (レス) id: 5dd14ac0cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もしゃどーる | 作成日時:2020年6月9日 22時