強引に ページ14
「ねぇ…」
「留三郎」
留「…」
「ねぇってば!」
ドンッ
「…っ!」
呼び掛けと同時に留三郎が僕を逃がさんと壁に手をかけた。
いわゆる壁ドンと言うやつ
「…留三郎?」
留「なぁAもう一度聞く、何か隠し事はしてないか?」
「し、してないよ」
留「そうか」
そう言いながらも留三郎は僕を離してくれない。
離すどころか距離が近い。
留「じゃあとりあえず脱いでみ?」
「は?」
留「脱げよ」
「あの留三郎さん?」
留「なんだ?」
「脱げ、とは?」
留「そのままの意味だが」
「冗談言わな―」
留「冗談に見えるか?」
と留三郎は固まってる僕の胸元に手をかけた。
「…まっ」
留「黙れ」
口を何かで塞がれた。
目の前が暗い。
「…んぅっ…!」
僕今留三郎にキスされてる。
待ってよ、ねぇ…
僕のこと”男”だってわかってるのにどうして?
留三郎の唇は離れず
そのまま意識が飛びそうになった時胸元にあった手が僕の体をなぞって太ももにたどり着く。
恥ずかしい。
逃げようにも留三郎の力が強すぎてその場から逃れられない。
そして服の上から敏感な所に留三郎の手が少し触れた。
「…っんぁ」ビクッ
変な声が出てしまう。
「…んぅっ…や、めてっ…留三郎…」
留「…っ!?」
留三郎ははっと我に返り僕から離れた。
だが遅かった
79人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もしゃどーる(プロフ) - つくもがみさん» コメントありがとうございます!!楽しんでもらえて良かったです!!更新頑張りますね^^* (2020年9月7日 2時) (レス) id: 105769ebda (このIDを非表示/違反報告)
つくもがみ - あぁ、すっごい好きです。これからどうなるのか楽しみ。更新、無理せず頑張ってください。 (2020年9月6日 15時) (レス) id: 5dd14ac0cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もしゃどーる | 作成日時:2020年6月9日 22時