なにわ男子病院のお姫様9【高校生編】 (ページ3)

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長尾side

夕方、Aの病室を見にいくと、、

A「ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、、ﾊｧ、、ﾋｭｰ、、」

長尾「A？大丈夫？」

A「ｺﾞﾎｯ、ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ！！ﾊｧ、涙」

長尾「辛いなぁ、ちょっと横向こか？」

Aを横向きにさせて背中をさする。

若干呼吸も苦しそうやし西畑先生を呼んだ。

しばらくすると、、

西畑「ごめんお待たせ。喘息？」

長尾「はい。結構苦しそうで、、」

西畑「朝から喘息出てた言うてたもんなぁ、、A〜分かる？」

A「ん、、ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、」

西畑「ごめん喋るんしんどいな？ちょっとだけ胸の音聴かせてくれる？」

長尾「ごめんなボタン外すで」

肩で息しとるし結構苦しそう。西畑先生いわく心音もあまり良くないみたいやし、、

西畑「とりあえず様子見で吸入だけさせたげて？」

長尾「はい。A、しんどいけど頑張ってお口からモクモク吸おか？」

A「ん、、ﾊｧ、ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、涙」

長尾「しんどいな、ゆっくり深呼吸してな？大丈夫大丈夫(撫」

しばらく吸入しとると大分落ち着いてきたA。

西畑「少しは楽になった？」

A「うん、、ｺﾞﾎｯ、」

西畑「よかったよかった。でもA、苦しい時は我慢せんとコールせなあかんで？」

A「ｺﾞﾎｯ、、わかってる、、」

長尾「いや、コールしてへんやん。めっちゃびっくりしたんやで？俺が来た時めっちゃ苦しそうやったから」

西畑「ほんまに心配やから。なんかあってからじゃ遅いんやで？」

A「ん、、ｺﾞﾎ、、ごめんなさい、、」

西畑「今度から我慢は禁止！！分かった？」

A「はぁい、」

ほんまに分かってるのかは謎やけど、とりあえずは大事に至らんくて良かった。