梟四翼目 部活 ページ5
部活の服に着替え､財布と携帯を持ち､赤葦と共に体育館に行けば白福先輩がネットの準備をしている最中だった｡雀田先輩がいないって事はスポドリの用意中かな?
「手伝います!」
白福「じゃあ､こっちは私が結ぶからそっち側お願い」
赤葦「はい｡俺が結ぶからAはボール出ししといて」
「了解」
倉庫に行き､ボールの籠を引き出す｡丁度､赤葦達も終わったらしく､業務連絡中だった｡ボールも出し終わってるし雀田先輩の手伝いしに行こうかな｡水道場に行けば丁度､スポドリの準備が終わったらしく運ぼうとしている最中だった
「先輩､持ちますよ」
ポンと肩を叩くと先輩は短い悲鳴をあげた｡え､吃驚なんだけど…｡そしてバッと後ろを振り向いた
雀田「な､何だ､Aか…｡吃驚したぁ…」
「俺も吃驚ですよ｡気配を消してたみたいなんで謝りますけど…｡すみません」
雀田「大丈夫だよ｡他の皆は?」
「赤葦と俺以外の人はまだ部室だと思います｡先輩､それ持ちます」
雀田「え?ありがとう」
重そうないや､実際は重たいんだが…｡スポドリがたくさん入った籠を持ち上げる｡二軍にいた時はほぼ毎日手伝ってたんだよね､マネージャー業｡今は数日しか手伝えないけど
「失礼しまーす」
白福「お帰りー」
体育館の端に籠を置き､声がする方を見ると赤葦が大型犬､基､木兎先輩に絡まれていた｡まぁ､放置するけど｡見たところ､少ししょぼくれモードになってるみたいだけど
木葉「A､対人パスの時､一緒にやろーぜ」
「良いですよ〜｡準備し終わったらやりましょう」
アキレス腱とかを伸ばし怪我のないように体を動かす｡うん､怪我したりしたらバレーが出来なくなる可能性が高くなるしね
「赤葦､今日はサーブ練無しなん?」
赤葦「うん､音が響くから入学式が終わるまで無し」
「という事はスパイク練も無しか…｡あ､だから大gゴホン､木兎さん落ち込んでるんだね」
赤葦「隠しきれてないならね?」
「良いの良いの｡木兎さんの反応が面白いからね」
木兎「A〜､お前スパイク練なくて辛くないのかよ〜?」
「入学式が『終わったら出来る』んで辛くないですね」
わざと声を大きくして強調させる｡それを聞いた木兎さんは少しだけしょぼくれモードだったのにすぐにテンションが高くなる｡チョロいな…
赤葦「ナイス」
「お礼なら手を貸してください」
赤葦「良いよ」
赤葦の両手を取り左は首に右は頬につける｡冷たくて気持ちいい…
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芽華 - アザミさん» 返信遅くなりましたすみません!変換ミスです｡教えてくださりありがとうございます!(*｀･ω･)ゞあとでコッソリと直させて頂きます…!! (2020年3月2日 4時) (
レス) id: f7f2823843 (このIDを非表示/違反報告)
アザミ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。読んでいて気づいたのですが、梟十翼目のキャラクターの兎木は木兎のことでしょうか？ (2020年2月28日 22時) (レス) id: c1cb9c1b68 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - はい!!そうします!! (2020年1月18日 11時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
芽華 - EMIKOさん» 今､検索してフォローいたしました!アカウントは消しといたほうが良いですよね…? (2020年1月17日 22時) (レス) id: d0543abc08 (このIDを非表示/違反報告)
芽華 - EMIKOさん» すみません…まだまだ不馴れなものでして…｡検索してフォローします! (2020年1月17日 22時) (レス) id: d0543abc08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽華 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年3月25日 0時
