梟三翼目 部活の前の雑談 ページ4
部室に着き､ドアを回すが開けれない…｡まだ人が居ないのか…｡鍵持っとんのは赤葦と木兎先輩だけ｡3年の階を見ればまだHRが終わった感じはしないし､6組の教室を見てもまだ誰も出て来ていない…
「(んあー､暇…)」
ドアの隣の壁に凭れながら新作の飴を口の中で遊ばせ空を見上げれば太陽が目に入り､くらりと目眩を起こした
「(辛ぁ…｡太陽で目眩起こすとか…吸血鬼かよっ…w)」
そんなツッコミをしていると2つの階段を上がる音が聞こえた｡んー､このテンポは…猿杙さんと鷲尾さんだなー
猿杙「あれ?A､そんな所に突っ立てどうしたの?」
鷲尾「まだ､部室開いてないのか?」
「そうなんですよ｡だから赤葦か木兎さん､待ってます」
うっし､正解!案外､この遊びは好きだ｡まぁ､イジメられてた時の名残だけど…｡そんな事を思っているとフッと影が伸びてきた
鷲尾「大丈夫か?太陽に当たりすぎたか?」
「大丈夫ですよ､太陽で少し目眩を起こしただけなので」
そんなに辛そうにしてたのか?自分の顔って鏡見ないとわかんねぇんだよな…
「あ､先輩達は何組になったんですか?」
猿杙「俺は2組､鷲尾は5組だよ｡そっちは?」
「俺は2組､赤葦は6組です」
鷲尾「2年2組の担任は垂氷先生だったか?現文の…」
「そです､現文の先生です｡副担は茂さん先生ですね」
猿杙「あ〜､今度はAが熊の親子組なんだね」
「そですね」
別名､熊の親子｡去年は木葉先輩と木兎先輩がそう呼ばれていた｡背の低い垂氷先生とガタイがいい茂さん先生はいっつも一緒にいる事からセットでいる時は皆､そう呼んでる｡ここに6組の先生方が加わると大変なのでこの話は別の機会にね…
雑談をしていれば階段を走りながら階段を上る音がしてきた
赤葦「すいません､遅くなりました!」
猿杙「大丈夫だよ〜､そんなに急がなくても」
鷲尾「そうだぞ｡早く来ただけだからそんなに急がなくてもいい」
それを片手間で聞きながら部室の鍵を赤葦は回す｡俺達の部室が解放され中に入り準備をしていれば少しずつ騒がしくなる｡さてと新年度初めての部活､気合い引き締めるか…!
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芽華 - アザミさん» 返信遅くなりましたすみません!変換ミスです｡教えてくださりありがとうございます!(*｀･ω･)ゞあとでコッソリと直させて頂きます…!! (2020年3月2日 4時) (
レス) id: f7f2823843 (このIDを非表示/違反報告)
アザミ(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます。読んでいて気づいたのですが、梟十翼目のキャラクターの兎木は木兎のことでしょうか？ (2020年2月28日 22時) (レス) id: c1cb9c1b68 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - はい!!そうします!! (2020年1月18日 11時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
芽華 - EMIKOさん» 今､検索してフォローいたしました!アカウントは消しといたほうが良いですよね…? (2020年1月17日 22時) (レス) id: d0543abc08 (このIDを非表示/違反報告)
芽華 - EMIKOさん» すみません…まだまだ不馴れなものでして…｡検索してフォローします! (2020年1月17日 22時) (レス) id: d0543abc08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽華 | 作者ホームページ：
作成日時：2019年3月25日 0時
