占いツクール
検索窓
今日:12 hit、昨日:31 hit、合計:13,495 hit

#234『人の話はきちんと聞きましょうね……』 ページ3

.

キルア
「なんでそんな大事な事、俺達に言ったんだよっ!!」

キルアの馬鹿でかい声でハッと我に返る。

クラピカは少し考えてからため息混じりにゆっくりと答えた。

クラピカ
「何故だろうな……蜘蛛の頭が死んで、気が抜けたのかもしれない………」

けれどキルアの表情は強張ったまま変わらないままだ。

キルア
「不味いんだ…!あいつらの生き残りに、記憶を読む女がいる…!!」

『あ…そっか……!!』

頭の中にパクの優しい微笑みがフッと横切った。

もしパクに記憶を覗かれたら、クラピカの勝ち目は無くなるんだ…!

そこまで考えて自分にびっくりした。





___私、旅団とクラピカ、どっちの味方につこうとしてる??





クラピカの勝ち目は無くなる。

それに心から悔しがって、心から喜んだ。

クラピカが勝てば嬉しいし、旅団が勝っても嬉しい。

震える手を口元に添えて絶句する。

私、もしかして今、1番最低なんじゃないの??

レオリオとキルアの会話を聞き流しながらそんな事を考える。



ラギス
「……A?」

『………あっ!え、えっと、何?』

ラギの声で顔を上げ、反射的に笑顔を作る。

私また自分の世界に没頭してた……全く話聞いてなかったよ………

ラギス
「一体何を考えていた?」

いつもより真剣な眼差しに捕まって目を逸らす事ができない。

『えっと……』と吃る言葉をどうにかしようと頭をフル回転させる。

と、その時。

プルルッと単調な音が部屋に響いた。

クラピカがおもむろにケータイを取り出し、「ヒソカからだ…」と言って画面に指を這わせる。

『えっ、ヒソカ……!?』

思わずそう言うと、ラギが「そこも聞いていなかったか…」と溜息をついた。

その時、急にクラピカの顔が強張った。

ピカッ!と眩しい雷が私達の目を突き刺す。

『…クラピカ?どうしたの?』

恐る恐る尋ねると、クラピカは憤りと虚しさを混ぜたような表情をした。







クラピカ
「____死体はフェイクだ…!!!」




『………え?』







雨が激しく窓を打つ。


その喧しい音が聞こえなくなるほど、私の思考回路は唐突に停止した。

#235『衝撃的な事ばっかすぎてそろそろ脳みそが追いつかないぞ。』→←#233『制約とぉぉおっ!!!!誓約ぅぅうううっ!!!!←』



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (24 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
77人がお気に入り
設定キーワード:HUNTER×HUNTER , H×H
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

緋乃__*(プロフ) - ユーリYURIさん» だがも駄菓子もありません!!笑 (5月22日 16時) (レス) id: d43820db5a (このIDを非表示/違反報告)
ユーリYURI(プロフ) - だ、駄菓子www (5月22日 14時) (レス) id: 84aaee8034 (このIDを非表示/違反報告)
緋乃__*(プロフ) - お花畑?さん» ああああありがとうございます励みになります!!頑張ります!! (5月22日 14時) (レス) id: d43820db5a (このIDを非表示/違反報告)
お花畑?(プロフ) - 更新待ってました!私、夢主ちゃんもラギも大好きです!ゆっくりでいいので更新応援してます!いつまでも待ってます!← (5月22日 0時) (レス) id: 6aa43b5d57 (このIDを非表示/違反報告)
緋乃__*(プロフ) - ユーリYURIさん» わああっ!ありがとうございます!頑張ります!! (3月2日 21時) (レス) id: d43820db5a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:緋乃__* | 作成日時:2020年3月2日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。