#２７５『電子機器の密告。』 ページ46
.
ラギスside
A
「『__僕たち / 私たち の必殺技について？』」
軽くハモりながら聞くとゴンはコクコクと何回も頷いた。
どうやら必殺技がなかなか思いつかなかったらしく、僕らからヒントを貰おうと思ったらしい。
ゴンらしい考え方だろうが……僕のは到底役立つとは思えないな。
ゴン
「ねぇ、教えて！」
『…なぜまず僕に詰め寄る？』
ゴン
「近かったから！」←
『どういう理由だ……』←
Aの方を見ると「話してやりなさいよ〜」と言っているような気がした。
こいつ……脳に直接語りかけてきているのか……？←
ひとまずゴンを離し、ポワンッとパソコンを具現化させた。
『僕の技は【
パソコンを具現化し、タイピングの速さにもよるが、基本何でも調べる事が可能だ。』
そこまで言って「考えればおかしな話だ」と思った。
普通の念ならば、たかが具現化したパソコンで��何でも調べる��だなんてできないはずだろう。
恐らくタイピングの速さが僕にとっての制約と誓約に近いものとなっているのかもしれない。
僕にとってタイピングの速さなど何の問題もない(まぁ誇れる程の速さではない)が、無知は恐ろしいな。
ゴン
「どうしてその技にしようと思ったの？」
『！』
何食わぬ顔から飛んできた質問に、思わず体を強張らせる。
別に変な理由というわけではないのだが……詳しく話せばそこそこ長くなってしまうだろう。
なるべく簡潔に…それでいてしっかりと相手に伝わるように言わなければな……
_________
「ラギ、技はどうするの？」
『技……？』
「うん！念の必殺技！」
『え、っと……どんな技が便利だと思う？』
「え！？うーん……なんかこう、獲物のある位置を探せる技とか？便利だよきっと！」
『そうか……』
_________
『��Aの役に立ちたかったから��……かな。』
ゴン / A
「「！？」」
『…？そこまで驚く事ではないだろう』
Aとゴンは心底驚いたというような表情で僕を見ている。
何か変なことでも言っただろうか…？
#２７６『ひぃ〜視点コロコロしすぎ〜』→←#２７４『特にボケる要素もないしツッコむ要素もないからタイトルが雑い』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 70人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
緋乃__*(プロフ) - ユーリYURIさん» だがも駄菓子もありません！！笑 (2020年5月22日 16時) (
レス) id: d43820db5a (このIDを非表示/違反報告)
ユーリYURI(プロフ) - だ、駄菓子www (2020年5月22日 14時) (レス) id: 84aaee8034 (このIDを非表示/違反報告)
緋乃__*(プロフ) - お花畑?さん» ああああありがとうございます励みになります！！頑張ります！！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: d43820db5a (このIDを非表示/違反報告)
お花畑?(プロフ) - 更新待ってました！私、夢主ちゃんもラギも大好きです！ゆっくりでいいので更新応援してます！いつまでも待ってます！← (2020年5月22日 0時) (レス) id: 6aa43b5d57 (このIDを非表示/違反報告)
緋乃__*(プロフ) - ユーリYURIさん» わああっ！ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年3月2日 21時) (レス) id: d43820db5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：緋乃__* | 作成日時：2020年3月2日 21時
