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SideA
また明日と約束をしてうちはレッスン場を出た。
猪狩さんも井上さんもうちのこと嫌いなんやろうな。
その時、誰かに腕を引っ張られて
うちは路地裏へ連れて行かれた。
「ねぇ、あんた なんなの？」
そこには2人の女の子がいた。
「最近事務所に出入りしてるみたいだけど」
A「………………」
「なんとか言えよ！」
と、うちは1人の女の子に思いっきり叩かれた。
「なにこいつ。感情なくてキモいんだけど」
そう言って女の子がカッターを取り出して
うちに向けてきた。
その途端、一気に恐怖が蘇って
体が震えた。
「なに？ビビってんの？
笑えるんだけど笑」
「このカッターでその前髪切ってあげようか？
邪魔でしょ？笑笑」
その声と共にうちの前髪は目の上まで切られた。
「いい気味 笑。ほんとウケるんだけど笑笑」
怖くて、辛くて、悔しかった。
その時誰かの足音が聞こえた。
その足音で2人の女の子は
「ヤバッ」と言って走り去って行った。
A「ｯ……ﾊｧｯ……ﾊｧｯｯ……」
2人がいなくなったのと同時に過呼吸が始まった。
いつもそうだ。
イジメてきた人たちがいなくなったら
フラッシュバックして過呼吸になる。
最後は自力で元に戻すか
気を失って倒れるかのどっちかだ。
今日のは……かなりヤバいかも……。
だんだん呼吸の仕方が分からなくなって
苦しくなる。
その時誰かがうちの名前を呼んだ。
その人はうちの背中をさすりながら
何かを言ってる。
でも、なんも聞こえんくて……。
うちは意識を飛ばした。
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末澤桜姫(ｻｷ)(プロフ) - MIYUさん» ありがとうございます！！私が今まで書いた作品は、全部私が読みたい系統のものなので、もしかしたらMIYUさんと同じものが好きなのかもしれませんね！最高の作品と言っていただき、大変光栄です。 (2019年8月16日 15時) (
レス) id: 2beffc3723 (このIDを非表示/違反報告)
MIYU - 私の読みたかったものとドンピシャに合ってて読んでて驚きました。最高の作品です。これからも頑張ってください♪♪ (2019年8月16日 15時) (レス) id: e2bc2e8868 (このIDを非表示/違反報告)
高橋桜姫(プロフ) - 美紀さん» そう言っていただけてとても嬉しいです！ありがとうございます！！ (2019年5月4日 21時) (レス) id: 2beffc3723 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 瑞稀君と優斗君寄りのオール担当です最高です (2019年5月4日 20時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
高橋桜姫(プロフ) - A!LIさん» そうなんですね！同じで嬉しいです！！ (2019年3月13日 18時) (レス) id: 2beffc3723 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：�盒矯�姫
| 作成日時：2019年1月1日 15時
