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139話 出会い ページ41

嶋田side


全く、最近の中学生は
何でそんなに他人の恋愛に
興味があるんだ?


俺と名前が付き始めたきっかけか

さっきは忘れたなんて言ったけど
バカ、忘れる訳ないだろ


生涯、愛そうと決めた彼女との
出会いや恋人同士となった


その瞬間は
今でも鮮明に覚えている


あれは・・・



〜回想〜

中学1年生の入学式の日


校長「中学生となった君たちは
  より勉学に励み・・・」


嶋田side

相変わらず、校長の話って
小中関係なく、長いんだな

そう思っていると
いつの間にか入学式が終わり
教室に行くよう指示される

教室に入ると
既に隣の席には、女の子が座っていた


そう、彼女こそが
俺が生涯愛し、守り抜くと誓う
名前だった



名前「これからよろしくね?」

嶋田「あぁ、よろしく」



初めて交わした会話は
ありきたりなもので
彼女に一目惚れをした、という訳ではない



俺達の関係は
同じクラスの友人だった



しばらくして


俺達は、同じクラスの友人から
同じ部活の部員とマネージャーの
関係に変わった



名前「嶋田君、どうぞ」

嶋田「サンキュー」

部員「なぁ、嶋田
  お前って名前さんの事どう思う?」

嶋田「どうって?」

部員「名前さんって可愛いし、頭も良いし
  いや〜、俺告っちゃおっかな」

嶋田「は〜?(笑)」

部員「あっ、名前さん!
  俺にもタオルちょうだい!」

名前「あっ、ちょっと待ってね!」



まぁ、確かに
名前は可愛いし、頭も良かった


しかも



部員「いてっ!!」

部員「大丈夫か!?」

名前「大丈夫!?ちょっと足触るよ?」



部員が怪我をすると
誰よりも早く救急箱を持ってきては
テーピングを取り出し、応急措置をしていた




そんな彼女の姿を





普通に凄いと思ったし









かっこいい








とも思っていた









中学2年になると
俺達は、偶然にもまた同じクラスだった



変わった事といえば・・・









嶋田「あっ、名前!
  日直だから、部活遅れるわ」

名前「分かった!そういえば、さっき
  先生が隆平のこと捜してたよ?」

嶋田「マジ?ありがとう」









お互い名前で
呼び合えるようになった









かな?

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レー - これからも続き気になる・・・ (2021年3月6日 20時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
レー - はい、、、 (2021年3月6日 18時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - あっ、あの、ニックネーム「あすか」ってなってるんですけど、私「いち」です。ごめんなさい。2つ使い分けてるんです。 (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
あすか - レーさん» レーさんも読みたいですよね!! (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
レー - あの・・話の続きは・・・? (2021年3月6日 11時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小雪 | 作成日時:2021年2月20日 20時

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