127話 真実 ページ29
西田「あっ、あ！！熱い！！
早く！早く助けてくれよ！」
名前「っ・・に、西田・・・くん」
三枝「俺、消火器探してきます！」
浅村「西田君！名前！？」
浅村side
アレン君と一緒に
駆け付けると
なぜかそこは火の海で
名前は苦しそうに横たわっていた
2人を助けなきゃ！
そう思って近づこうとすると
嶋田さんに止められてしまう
浅村「どうして止めるんですか！？
早くあの2人を助けないと！
名前も死んじゃうかもしれないんですよ！？」
嶋田「そんなの分かってる！」
浅村「じゃあどうして！？」
嶋田さんが名前を見ると
名前も嶋田さんを見つめた
そして、なぜか頷き合う2人
嶋田side
本当は今すぐにでも
この火を飛び越えて
名前の傍に行きたい
だけど、そんな俺に
名前が目で訴えてきた
「西田君とアレン君を救ってあげて
2人の嘘を、真実にしてあげて」
分かったよ
お前がそう言うなら
俺は従うだけだ
不安でたまらないけれど
愛おしい君のためなら
嶋田「自業自得だろ！」
浅村「何でですか！？」
西田「早くほどいてくれよ！
嶋田先生もいるんだぞ！」
嶋田「レギュラーを奪われたから
いじめてOKなんだろ？じゃあ
いじめられたから丸焼きにしてOKだな！？」
浅村「どういう理屈ですか！？」
嶋田「こんな奴ほっといて行こうぜ、アレン」
西田「おい！！うわぁぁぁ！！」
名前「ア、アレン君・・・」
アレン「嶋田先生！」
名前「本当に、いいの？このまま・・・
見捨てて、本当に・・・いいの？」
アレン「・・・」
名前「私は・・・あなたが、自分で真実を
話してくれる、そう・・・信じてる」
アレン「・・・うわぁぁぁ！！」
炎の海に向かって
一直線に走り出すアレン君
そして
西田君と名前の元へと
高く飛んだ
三枝「消火器持ってきました！」
西田「・・・バネっつうか、ジャンプ力すごっ
さすがアフリカ」
アレン「アフリカじゃないし。父さんアメリカだし」
西田「ごめん」
アレン「やっぱ見た目かよ」
西田「見た目だよ、ﾌｯ」
三枝「嶋田さん、火消えまし」
嶋田さんは
俺の言葉を最後まで聞く事なく
一目散に名前さんの元へと走りだした
嶋田「名前！大丈夫か！？しっかりしろ！」
名前「隆平・・・うんっ、ありがとう」
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レー - これからも続き気になる・・・ (2021年3月6日 20時) (
レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
レー - はい、、、 (2021年3月6日 18時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - あっ、あの、ニックネーム「あすか」ってなってるんですけど、私「いち」です。ごめんなさい。2つ使い分けてるんです。 (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
あすか - レーさん» レーさんも読みたいですよね！！ (2021年3月6日 15時) (レス) id: 358f9d64ec (このIDを非表示/違反報告)
レー - あの・・話の続きは・・・？ (2021年3月6日 11時) (レス) id: 1f8411eea9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雪
| 作成日時：2021年2月20日 20時
