愛を叫べ3 (ページ36)

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134話ページ36

ヒロミ「同窓会の最後はですね
　リーダーである滝沢の歌で
　締めてもらおうと思うんですが
　みなさん、どうですか？」

みんな「いぇーい！！」

滝沢「はい！有難く歌わせて頂きたいと
　思うんですが、やっぱり今回同窓会
　という事で、僕一人で歌うよりも
　特別な人を呼んでいるので、その人と
　一緒に歌いたいと思います」

ヒロミ「お、まさか！？」

滝沢「お願いします」

翼登場

みんな「いぇーい！！」

ヒロミ「翼でございます！！」

翼「もう始まってたんだよね？」

ヒロミ「うん、始まって、もう終わり(笑)」

翼「そうなんですね！(笑)あっ！」

名前side

なんと、翼君がサプライズで登場！

実はリハの時、病院に行っていた為
翼君が参加するなんて、知らなかった

突然の事で驚き
嬉しさと懐かしさ、そして
お別れだという寂しさ

色んな感情が入れ混じり、涙がまた零れる

そんな中、翼君が私を見つけ
傍に駆け寄って来た

翼「名前ちゃん！久しぶりだね！」

そう言って
ぎゅっと、私を抱きしめる

それが嬉しくて
私もぎゅっと翼君を抱きしめた

名前「翼君・・・っ・・・なんでいるの
　知らなかったよ～～・・・」

泣きながらそう言うと
翼君は微笑みながら
優しく私の頭をポンポンとたたき

翼「ごめんね？」

と言った。

ヒロミ「もう、また泣いてる
　おい翼！登場して早々
　名前ちゃんを泣かすなよ！(笑)」

翼「えー！！すみません(笑)」

会場が優しい雰囲気と笑いに包まれる

そして

滝沢「では、せっかくなので
　 2人で歌いたいと思います！」