は、はろー...？ 【ヘタリア】〔男主〕

☆Principality of Sealand☆ ページ35

＊


貴方side




シーランド「それで今日もイギリス野郎のせいで、世界会議出れなかったのですよ…」


『…ふーん』



毎回毎回飽きないなぁ、この子も。

安心しろ、ヘタリアのファンの殆どは君が国だって認めてるから。(勝手に)



…………





〈大丈夫だよシーくん!君は正真正銘の国だ!(私の中だけで)〉


〈現実見ろよ…;〉




…………




『ハハッ…』



何でこう、出てくるかなぁ。
早く忘れたいのに。




シーランド「…？どうしたのですか」


『何でもねぇよ』




…あっ、そうか



シーランドって、愛音(もね)の押しキャラだったわ。




────────



『じゃ、俺そろそろ行くわ。』


シーランド「えっ、もうですか…??」



くっ…そんなウルウルした目で訴えても無駄だかんな!



『まだお昼食べてないし。』



早く帰りたい(切実)



シーランド「じゃぁ、お前の名前を教えろなのですよ!」


『随分と上から目線だなぁオイ…』←


シーランド「いひゃい(痛い)!ひゃめろ(止めろ)なのですよ!」



おー、めっちゃほっぺ伸びるなぁ(現実逃避)



『ファーストネームはAラストネームは撫養(むや)。』



シーランド「!!」



目を見開く彼。
名乗らないとでも思っていたか、ばかめ。←






『じゃぁな』



引っ張っていた頬を離し、くるりと方向転換して、歩き出した。



『(ﾎﾞｿｯ)ホント子供って純粋だな…』









はたして
子供と言えるのかどうか。









シーランド「……」

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