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想い ページ3

私と賢太郎が仲良くなるのに時間はかからなかった。

初めて会った日に賢太郎と連絡先を交換してやりとりする毎日、賢太郎は私のことをAと呼ぶようになった。

朝はメッセージアプリで賢太郎のおはようから始まって夜はおやすみで終わる、お互い朝練があるし、夜は遅くまで部活だからって賢太郎は毎日 送り迎えと登下校を一緒にしてくれた。

休日は香菜と涼太を含めて4人で遊びに行ったり、賢太郎と2人だけで遊びに行ったり、賢太郎は当たり前の存在になっていた。

香菜・はぁ〜あ

A・香菜、どうしたの?

香菜・賢ちゃんにAを取られて寂しい…

A・ヤキモチ焼いてるんだ!珍しい〜

香菜・だってAは中学から一緒で仲良い友達も私しかいないし、顔は可愛いのに演技バカすぎて男の子が近づけないぐらいだし、一緒にいるのか私じゃなくて賢ちゃんになるのかって考えたらもう悲しくて悲しくて…

A・香菜、何気にひどくない?(笑)

香菜・ゴメン〜

A・心配しなくても大丈夫だよ、私にとって1番 仲良いと思えるのは香菜だけだし、賢太郎の事は好きだけど付き合うとかは考えてない、ただ一緒にいられたらそれでいいかなって…

香菜・そっかぁ…私もAが1番 好き!( 本人 気づいてないけど、好きって思うのも時間の問題だな )

A・…??

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設定タグ:高校生 , バスケ部 , 演劇部   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:ユキララ | 作成日時:2018年6月14日 17時

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