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『また変なところに出たね』
光「広すぎてわからなくなりますね」
野坂「確かにね……おや、ここじゃないかい？」
寝室を求めて廊下を歩いていると、一つのドアがあり、それに気づいた野坂くんが言った。
氷浦「ほんとだ、開いたぞ！」
氷浦くんが嬉しそうに言った。
野坂「もしかしたら、さっきみたいに青鬼が襲ってくるかもしれない。みんな、油断はするな」
野坂くんの言葉に、みんなは気を引きしめた。
ドアを開けて、誰もいないことを確認する。
野坂「大丈夫だ。入って」
野坂くんの指示で、私達は寝室へと足を踏み入れた。
明日人「なんにも……なくない？」
西蔭「野坂さん、どうしますか？」
野坂「とりあえず、できるだけ探索してみよう」
私達は寝室の中に手がかりがないか、隅々まで調べた。
だが、それらしきものは一切見当たらない。
野坂「手がかりはなし……か」
光「でも、このままじゃ進めませんよ」
光くんの言う通り、なにも手がかりがないようじゃ先には進めない。
だけど、いつ青鬼が来るか分からないため、時間との戦いだった。
『はぁ……』
私はため息をついて辺りを見回す。と、脳内である言葉がリピートされた。
___見えるものだけが、すべてじゃない___
『……！そういうことね』
光「Aさん？」
突然立ち上がった私を見て、光くんは驚いたように私を呼ぶ。
『光くん、わかったよ』
光「なにがですか？」
『ここの部屋の仕掛けだよ』
みんながポカーンとしている中で、野坂くんだけは相変わらず驚いた表情を見せない。
野坂「なるほどね。目に見えるものだけがすべてじゃないってことかな？」
『うん。よく見てて』
私は二つのベッドが並んでいるところに入り、そのうちの一つを奥に押した。すると、
明日人「あ！なにかある！」
氷浦「これは……穴？」
ベッドの下には、人が入れそうなくらいの大きな穴が隠されていた。
光「Aさん、すごいです！」
『ありがとう、光くん！これで先に進めるね！』
私と光くんは仲良くハイタッチをする。
西蔭「この穴、かなり深いですよ。野坂さん」
野坂「そうだね……慎重に降りよう。西蔭、先に行けるかい？」
西蔭「はい」
野坂くんに言われ、西蔭くんが先に穴に飛び込んだ。
野坂「西蔭、どこかに電気があるはずだ。つけてくれ」
しばらくガサゴソと探る音がして、パッと電気がついた。
電気がついたのを確認して、野坂くんはこちらを振り返った。
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キラキラヒロト - 青鬼は、ゲームで知ったんですけどここまでリアルにつくられていて、凄いです!好きな人が殺されるのは、悲しかったけど続きが楽しみです! (2020年1月12日 19時) (
レス) id: e853801cfa (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - ルーミー・リンドゥーさん» コメントありがとうございます！読み応えがあると言ってくれてとても嬉しいです！更新も頑張っていくのでよろしくお願いします！ (2019年10月13日 10時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
ルーミー・リンドゥー - ストーリーがとっても面白く読み応えがありますね。更新頑張ってください！ (2019年10月13日 6時) (レス) id: 8b75577298 (このIDを非表示/違反報告)
Yニャン - ゆーみやンさん» はい！お互いに頑張りましょうね！あと、これからもこの作品をよろしくお願いします！ゆーみやンさんの作品も読ませていただきます！ (2019年10月12日 23時) (レス) id: 0e74a4daf4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみやン(プロフ) - Yニャンさん» マジですか！？？？？？ う、嬉しい……ですありがとうございます！！！！。・゜・(ノД`)・゜・。 はい！頑張りましょうね！( *´艸｀) (2019年10月12日 19時) (レス) id: cef1a7a657 (このIDを非表示/違反報告)
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