大正コソコソ噂話 ページ14
それぞれのお話の女の子の生い立ちなどをうっすらと書かせていただきます。
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彼女は母と妹の3人の貧しい家の育ちでした。妹は病弱で、その治療費のために母は夜遅くまで働き彼女もまた幼い頃から働いていました。13歳の夏の日の夜、反物屋の手伝いの仕事がいつもより伸びて暗くなった頃家に帰ると、と妹が鬼に襲われていました。妹は既に虫の息で、頭に血が上り怒りに身を任せた彼女は台所の包丁と仕事で使うハサミを持って鬼に襲い掛かりましたが、勝てるはずもなく腹に大きな傷を負います。そこに風の呼吸の隊士がやってきて鬼を倒し、虫の息の妹と共に病院へおんぶで連れていかれますが、その道中で妹は息を引き取りました。その後、「誰よりも生きたかったのに殺された妹」の無念をはらしこんな目にあう人が1人でも増えてはいけないと、風の呼吸の師範の元で修行し、鬼殺隊に入りその才が認められ風柱の継子となりました。母は最初は心配していましたが、娘を失った母として彼女に自分の思いを託し応援しています。めおとになると伝えた時には泣いていました。
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17歳くらいの、大人びた少女です。東京の中心部からは外れた街の裏路地の小さな歓楽街の遊女で、両親はあまり彼女を愛しておらず困窮し彼女がまだ幼いうちに遊郭へ売ってしまいました。なので外の世界のことはあまり知らず、客が自慢したり土産として持ってくるビー玉やおはじきがで遊ぶのが好きです。ラムネの瓶に貰ったビー玉やおはじきを入れて自分の座敷に飾っています。彼女に「あしたてんきになあれ」を教えたのは、幼い頃両親に理不尽に叱られ外に追いやられていた時にたまたま通った行商人のお兄さんでした。彼は子供のおもちゃを売っており、その時におはじきも見せてくれました。黒曜石は客がラムネ瓶を見て見せてくれたもので、彼女があまりにキラキラとした目で見るので譲ってくれたものでした。
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あおりんご(プロフ) - 吹雪さん» ありがとうございます！挑戦してみます。とてもゆっくりの更新ですが、読んで頂けて嬉しいです。 (2020年11月6日 22時) (
レス) id: 8502751b8c (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - あの、悲鳴嶼さんは書いてもらえませんか。 (2020年11月2日 21時) (レス) id: a5355ab53e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおりんご | 作成日時：2019年8月15日 1時
