お帰りですか！？ ページ2
無事に帰ってこられまし…た？
「流石、お父さん(自称)話がわかる〜」
リヴァがシルヴァを掴み引きずる
「さぁてー、少し歩くわよー」
「無理です〜、気持ち悪い…」
取り敢えず、シルヴァを引きずって
アレフ達と合流かな
「王国の敷地内じゃなさそうね…魔物もいるし…」
「どうするんです〜…」
どうするか…取り敢えず…
「転移〜…とか？」
その方が手っ取り早いだろう…
取り敢えず 転移…
「あー、もう…疲れたぁー！」
綺麗に転移する
「っあ！？」
上から落ちてくるシルヴァ
「アレフ〜ただいま〜今帰ったわ」
「おかえり、何もされなかったか？大丈夫だったか？」
「えぇ、大丈夫だったわ、疲れたけど」
「僕全然大丈夫じゃないです〜」
あ、あれ？目眩がする…長距離の転移だったっけ…
「リヴァ！？」
血を吐いた、白い顔で
何がどうなっているのか分からなかった
周りの音が聞こえない
寒い
「おい！！何だ！？どうしたんだ！？」
「何でしょうか…リヴァから魔力が感じられません…」
悲痛を込めた声でシルヴァが言った
「どういう事だ…？なら何故 俺は生きている？」
「それは…多分、一時的なものだから…ですかね？…それより、早くリヴァから魔剣を切り離さないと」
でも、どうやって？
「ルカさんなら出来るかも知れません…」
「ルカって誰だ？」
「アヴァロンで会った リヴァの自称父親…です、迷ってる暇は無いと思いますけど…」
今にも消えそうだ
「魔剣を切り離したらリヴァはどうなる？魔剣は？」
「知りませんよ…」
歪む空間から出てきたのはルカ…
「？何でこんなに衰弱してるの？」
ルカはシルヴァからリヴァを取り上げると
「わー、魔力が空っぽだ…中の魔剣が食い荒らしたか？」
「食い荒らす？魔剣が？何で？｣
「煩いよ、人間…取り敢えず連れて帰る此処に置いていけないからな」
「待って下さい！！連れていかないで」
ルカはシルヴァを見て笑う
その必死さを嘲笑うように言った
「お前達人間が俺達の世界に入ってくるな、頭が高いぞ」
それだけ言って リヴァと共に転移した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢無 | 作成日時：2017年6月16日 5時
