検索窓
今日:1 hit、昨日:64 hit、合計:84,889 hit

二百三十六番星 ページ5

ドレファス「王国を追われた大罪人が、何の目的でやって来た?」


ディアンヌ「エリザベスとAを返して!!」





こんな状況でも怯まず、ドレファス殿を睨みつけるディアンヌ。仲間思い過ぎるんだよ、皆。
それを、ドレファス殿は鼻を鳴らして一蹴する。




ドレファス「王女の事は知らんな。

だがあの娘は、我々聖騎士に手を貸すと言っている。もう貴様ら《七つの大罪》の元へは戻ることは無いだろう」



その言葉にディアンヌは顔を歪める。



ドレファス殿は、本当にエリザベスのことを知らないらしい。雰囲気が揺らがない。
つまり、裏で手を回しているのはヘンドリクセン殿。潰してくれば良かったか…?


いや、あの場にはアーサーが居たし、今は大人しくしていた方がいい。



考えがまとまった所で、ディアンヌが反論する。








ディアンヌ「手を結んだ…?そんなの、本当の意思な筈ない!
本当の意思だったら、別れ際に謝ったりしない…あんな悲しそうな顔はしないよ!!




ボクには分かる。
Aは…Aはボクの大切な友達なんだ!!」



するとその矛先は、私に向く。






ディアンヌ「ねぇA!聖騎士の仲間になっちゃうなんて、そんなことないよね?
ゴウセルから聞いたよ。キミの昔の事!




人の為に命を懸けられて、真っ直ぐで、仲間思いのキミは……誰よりも優しいキミは!そんな簡単に裏切ったりしない!!
何か、理由があるんでしょ…?


ボク、Aがどんな人でも嫌いになんてならない!なんにも変わらないよ!!



キミだって言ってくれたじゃない!!」






鳴呼、言ったな。あの時はまだ、ディアンヌに嫌われているものかと思って距離があったっけ…。

そんな事を思い出しながら、視線を逸らす。





ロータス「あは!モテまくりだねぇAちゃん」


『茶化すな馬鹿者』


ディアンヌ「Aっ………」




私がディアンヌの言葉を無視し、目線を逸らしたことは“本当に自分の意思で”聖騎士側についたという裏付け。
その行動にディアンヌは唇を噛む。







ギル「お前は今、自分が圧倒的に不利な立場である事をまるで理解していない…」


ジェリコ「待ちな、俺が殺る。
身動きの取れないデカブツ相手に、上位騎士様が動くまでもないでしょう」





自分がやると言うジェリコは、ディアンヌへ飛びかかる。けれど、神器を振りかざしたディアンヌによって、攻撃は無と化した。

二百三十七番星→←二百三十五番星



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
465人がお気に入り
設定タグ:七つの大罪 , 鬼滅の刃 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ミルクレープ(プロフ) - 天霧さん» ありがとうございます!受験が近いので低浮上気味ですが、少しずつ更新して行けるように頑張ります!! (2021年12月29日 12時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - とても面白かったです。続きがとても気になります。更新待ってます! (2021年12月26日 8時) (レス) @page38 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - こはねさん» ロータスぅぅ!!しかしながら、お話がもう少し進めば再登場します!どんな形なのかはまだ秘密ですが…🤫 推しでしたか!嬉しいです、ありがとうございます☺️ (2021年11月19日 17時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
こはね - ロータスッッ!!私の推しがッッ!!!、 (2021年11月18日 21時) (レス) @page29 id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます!嬉しいです✨ 更新頑張ります! (2021年11月15日 14時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミルクレープ | 作成日時:2021年9月25日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。