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二百三十二番星【王国奪還編】 ページ1

ロータス「ねーねー、キミはメリオダスの事が好きなの?」


『は?何言ってるんだお前。
喜べ、私直々に葬儀を執り行ってやる』


ロータス「こっわ。やだよ、まだ死にたくないし。
……んで、そこんトコどーなの?」




私の記憶を覗いたのか。プライバシーって言葉知ってんのかよ。
反抗しても意味が無いと思い、真剣に考えてみる。







此奴はオレんだ!悪ぃな


絶対死なせねぇよ


まとめて守り抜けばいい…それだけだ






思い出せば思い出す程、《七つの大罪(彼ら)》の事が恋しくなる。ふぅ、と一息ついて返事をした。




『分からない。色恋に興味がなかった故に、何をどうすればいいのか…』


ロータス「ふーん。じゃ、なんで其奴の為に命懸けられるの?」


『そんなの、簡単な事だろう。

人助けをしたら誰かの笑顔が咲く。私は彼奴らの笑顔が見たくて手伝いをしていた。
私が死んだら悲しむかもしれない。
けど……




自分の為よりも、誰かの為に死ねるなら本望だよ』






あっそー、と興味なさげな返事をするロータス。巫山戯るなよ、真面目に答えたんだぞ。

それと、とロータスは部屋の扉を開きながら言葉を紡いだ。





ロータス「キミは突き放したつもりだろうけどさ、きっと彼らはキミを取り戻しに来るよ。


キミは、ボクの方に来たんだからね。
メリオダスじゃなく、キングでもなく……ボクを選んだ。

もし彼らが来た時には、キミにも戦ってもらうよ。



王国聖騎士として」







冷たい眼差しで、私を探るように言ってくるロータス。



……ごめん、エレイン。
私は、貴女との約束を破ってしまった。






七つの大罪(彼ら)》から離れないであげて






けど私は、エレイン(キミ)と、キング殿(キミの兄さん)の幸せを願う。









『それが……エリザベスの為になると言うのなら、私はやり遂げる』





ロータスに手を引かれ、部屋へと足を踏み入れた。

二百三十三番星→



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設定タグ:七つの大罪 , 鬼滅の刃 , 逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
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ミルクレープ(プロフ) - 天霧さん» ありがとうございます!受験が近いので低浮上気味ですが、少しずつ更新して行けるように頑張ります!! (2021年12月29日 12時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
天霧(プロフ) - とても面白かったです。続きがとても気になります。更新待ってます! (2021年12月26日 8時) (レス) @page38 id: 29b58b93c0 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - こはねさん» ロータスぅぅ!!しかしながら、お話がもう少し進めば再登場します!どんな形なのかはまだ秘密ですが…🤫 推しでしたか!嬉しいです、ありがとうございます☺️ (2021年11月19日 17時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
こはね - ロータスッッ!!私の推しがッッ!!!、 (2021年11月18日 21時) (レス) @page29 id: b4a9ddf842 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます!嬉しいです✨ 更新頑張ります! (2021年11月15日 14時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルクレープ | 作成日時:2021年9月25日 17時

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