十三番星 ページ17
メリオダスは殺気を放ち、反撃の為に構えをとった。
そして、ツイーゴがまた攻撃をしてきた所を---否、攻撃をしてきてから刃折れの剣を振った。
いやはや一時はどうなるかと思ったが、彼の強さは本物だ。その証拠に、ツイーゴは空高くぶっ飛んでいる。
私はエリザベス様の手を引いて立たせた。
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「残りの六人の件だけどさ、オレも用があって最近アイツら捜し始めたんだ。情報集めのために酒場をやりながらな」
『私に情報収集と言ったのもそういう理由か』
説明してなくて悪かったと言われるが、別に隠し事があるのは私もだし責めるつもりはない。
この話の流れからして、エリザベス様も旅に連れていくつもりであることを理解する。此奴も此奴で、エリザベス様のことが放っておけないのだろう。
『いや、別に気にしていない。
それでエリザベス様、私達はこの様に酒場をやっている訳ですが…流石に二人と一匹だと人手が足りない。私自身、看板娘と呼ぶには足りない存在でしょうし。
それで、もし貴女様が良ければ…』
そう言いかけてメリオダスに視線を送ると、にかっと笑ってエリザベス様に手を差し伸べた。
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「一緒に、行くよな？」
ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「はいっ…！」
涙を流して、頷いた。
エリザベス様、私、メリオダス、ホーク。
《七つの大罪》を捜す旅が始まった＿＿。
・
・
・
その後もトントン拍子で事が進み、私達は店へ戻った。
店は何やら移動式だったらしく、店をホークの母君---通称・ホークママが背負っているからだという事実に驚愕した。
ホークもこれくらい大きくなるのだろうか、と想像したが諦めた。分からないことは考えても仕方がない。
(とはいえデカすぎないか？
正直、空いた口が塞がらない…)
ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ「あ、あの〜…」
そんなことを考えている内に、着替えにいったエリザベス様が戻ってきた。
エリザベス様の部屋は私の部屋の隣。メリオダス曰く、女同士仲良くしてやれとの事。
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「ウチの制服だ！」
『はぁぁ！？
馬鹿ッ、馬鹿お前！こんなモノ王女様に着せたのか！！馬鹿なのか！？』
ﾒﾘｵﾀﾞｽ「そんなに馬鹿馬鹿言うなよ」
着ている制服は私と同じ物。だが私と違って下にタイツ等を着用していない。少し屈んだだけで下着が見えるぞ。
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奥山乃愛(プロフ) - ミルクレープさん» 分かりました！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年12月5日 6時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - 奥山乃愛さん» コメントありがとうございます！！全キャラ…作者自身の書きやすさにもよりますが、なるべく多くのキャラに愛されるようにしてみます！！完結までいけば全員分落ち書く予定です！更新頑張ります🔥 (2022年12月4日 22時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラ（敵にも）に愛されたいです！（恋愛的に）あと出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年12月4日 20時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - あれ…？あれれれれ？？高評価が100票！！ありがとうございます😭✨ (2021年10月3日 15時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - ミルクレープさん» 了解しました！ (2021年8月22日 19時) (レス) id: d1cecbd3a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクレープ | 作成日時：2021年2月20日 18時
