十一番星 ページ15
ツイーゴ「決定!!身元不明者三名死亡!!」
『痛った……勝手に決めるなよ…』
崖の上で何やら言い争っている。
私とメリオダスが、二人と下に落ちていたアリオーニを抱えて回避した為全員無事。私がアリオー二、メリオダスが少女とホークを掴んで上に跳ぶ。
ツイーゴ「お前達、何を勝手に生きておる!?
儂の死亡決定を変更するでないわ!!」
ホーク「勝手に決定すんなーっ!」
『気に触る奴だなお前。
…おい、アリオー二起きろ。んでもって逃げろ』
頬をぺちぺちと叩くが、唸るだけで起きない。仕方が無いので騎士団の奴らにぶん投げる。
そんな事をしてる間に、ツイーゴが此方へ近づいてくる。私が少女を庇うように前に立つと、んン〜?と片眉を上げる。
ツイーゴ「決定!!エリザベス王女!!!」
メリオダス「エリザベス?」
『王女!?』
ホーク「エリザベス王女っつったら、王国の王女様じゃねーか!!」
ギリギリの所で逃げて、家族を救う為《七つの大罪》を捜しているといった所か。
『どうであれこの状況は不味い。
メリオダスどうする?戦うか?』
メリオダス「うんにゃ!今戦っても埒が明かねぇ、取り敢えず逃げるぞ。
……走れ!!」
メリオダスの言葉を合図に森の中へ駆け出した。とにかく遠くへ行かなければ。
追いかけてくる気配はないが、攻撃してこないとも限らない。後ろの様子を伺う。
____ズドドドドドッ!!
『嘘だろ!?』
私達のいる森一帯が荒地と化した。
(私が押し倒していなければ、エリザベス様は今頃…)
大きく首を振って考えを取り消す。変な考えはよそう。
『魔力使われると面倒だな』
ホーク「うわあぁぁん!おっ母ー!!」
『え、ホーク!?』
メリオダス「ほっとけ。アイツなら大丈夫だろ」
『ならいいんだが…』
ビビったホークが叫びながら逃げて行った。背中に枝が刺さったようだ。御愁傷様…。
『で、エリザベス様は何をしているんです。
……まさか投降するなんて言いませんよね?』
メリオダスと話をしていたエリザベス様が、ツイーゴの方へと足を進めている。
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奥山乃愛(プロフ) - ミルクレープさん» 分かりました!無理せずに頑張ってくださいね! (2022年12月5日 6時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - 奥山乃愛さん» コメントありがとうございます!!全キャラ…作者自身の書きやすさにもよりますが、なるべく多くのキャラに愛されるようにしてみます!!完結までいけば全員分落ち書く予定です!更新頑張ります🔥 (2022年12月4日 22時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します!出来たら全員のキャラ(敵にも)に愛されたいです!(恋愛的に)あと出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2022年12月4日 20時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ミルクレープ(プロフ) - あれ…?あれれれれ??高評価が100票!!ありがとうございます😭✨ (2021年10月3日 15時) (レス) id: fa8d766c94 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - ミルクレープさん» 了解しました! (2021年8月22日 19時) (レス) id: d1cecbd3a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルクレープ | 作成日時:2021年2月20日 18時