現代の天使と年上のお姉さん part1【アイドリッシュセブン】 (ページ23)

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陸side

えっ……

紡「陸さん、ほんとにごめんなさい」

陸「ううん、マネージャーが謝ることじゃないよ」

りんねさんのスカウトに失敗したと知らされる

三月「あぁ、断られちゃったか」

一織「そういえば、彼女。八乙女プロに行くんですよね？」

大和「ちぇっ、あいつらのとこに持っていかれたか」

紡「でも、りんねさん。元から八乙女プロに行きたかったようでした」

陸「どういうこと？」

マネージャーが

送られてきたメールについて話してくれた

大和「……」

ナギ「やりたいこととは、一体なんでしょうね？」

紡「分かりません。でも、彼女には彼女の夢があると思うので。今回は無理に言わず身を引きました」

環「惜しかったなぁ、りっくん」

陸「仕方がないよね」

壮五「もしかしたら、これからお仕事で会えるかもしれないね」

環「おお、そーだよ！」

そっか

これから一緒に仕事することになったりするかもしれない

なんだか、

彼女は懐かしい気がする

それに、歌声を聞くと不思議と落ち着きを取り戻す

喘息さえも、落ち着くから

大和「…したいこと、ねぇ」

三月「なんだよ、おっさん」

大和「そのしたいことが……"復讐"…だったりして？」

「「「「「「「………」」」」」」」

一瞬で部屋中が静かになる

三月「変な冗談、やめろ」

大和「こんな凍つくとは思わなかった」

三月「復讐企むのはおっさんだけで充分」

大和「それ、言われとくるわ……」

三月「はははっ！」