適応能力高めのアホは近界民になったらしい【ワールドトリガー】

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嵐山隊はこれからB級ランク戦とやらに行くと言って1時間ほどまえにでていった。





その間根付とこれからの活動についての説明を受けたり、お菓子をもらって仲良くしていた。




「燐泉くん。もう帰ってもいいよ。長居させてしまったね」




『楽しかったから大丈夫、です。それじゃ！また！！』



元気よく飛び出す









『あれ、ここどこ？』




同じように入り組んだボーダー基地は迷子になりやすい。




まだ、1週間居た部屋から出れてそんな日も経っていない




完全に迷子だった。





『あれ…これ、遊真…？』


SFで壁を透視しながら歩いていると見慣れた白い頭





会うのは大規模侵攻以来なためテンションが上がる






遊真がいると分かればそこにたどり着くために猪突猛進









やっと！見つけ…




『ゆうまぁぁぁぁぁぁ！！！！』





ギュッと抱きつく





『…あれ？』




『遊真じゃない…これ、メガネっち！？』





イキナリAに抱きつかれてショートしてしまった修




『あ、大丈夫！？メガネっち！』



「あれれ〜？なにそのすっげー可愛い子ちゃん」


「えー！修くんそのとんでもなくあ可愛い子は！」


「…？」





「あ、えっとこの人は…」




『このとても可愛い子は燐泉 A今期からボーダー隊員になる所存でござるです！』





修を抱きしめたままの状態から敬礼をするA





「敬語、おかしいんじゃない？」




いつもの菊地原とは似ても似つかないような優しい声を出す。



『敬語は勉強中でござります！』




菊地原に向かって凛々しく敬礼をするA



「きくっちーなに〜。可愛い子目の前にして優しくなってるのっ〜！」



「宇佐美先輩には関係ないですよ」



「コラコラ〜！」




そんな様子を眺める古寺と歌川




「えっとー、燐泉さんは三雲くんとどう言った関係で…？」



勇気を振り絞り喋る古寺。


こちらも可愛いこと話すのに勇気がいるらしい。




『メガネっちは遊真のお友達だからお友達でございます！』



またも古寺に対し敬礼をするA



「えっと…Aさん。なんで敬礼…」



『メガネっち！私にも分からない！』



やっぱりまだ、理解出来ないな…と心で思う修であった。









『私のことはAって気軽に呼んで欲しい所存でござります！』



「普通にです、ます。でいいと思う…よ」


そして煽らない菊地原

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