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無惨が来てから少しして、綺麗な女性が私の元へと来た。
誰…？
この女の人も鬼なの…？
女「これから椿様のお世話を致す者です。よろしくお願い致します。」
世話…？
私はそんな身分高くないわ。
第一に、何故そんな事をする必要があるの？
「あなた名前は？」
女「名乗るほどの者ではございませんので。」
「いいえ、名乗りましょう。名乗ってくださらないと、あなたを呼べないわ！」
女「…八重です。」
少しふてくされたような顔をして彼女は名前を告げた。
「八重というのね！素敵な名前だわ。よろしく」
八「今からこちらの着物に着替えて頂きますので、お立ちください。」
八重が手を叩くと、どこからともなく綺麗な着物が出てきた。
八重はそれを手に取り、私を着つけた。
「八重も鬼、なのよね…？」
八「そうです。椿様、次はお化粧をいたしましょう。」
「あの、私の名前は椿ではないのだけれど、何故無惨も八重もそう言うの？」
“椿”という呼び名には、以前から気になっていた。
八「…さあ。私にはわかりませんが、椿姫はとても椿の花がお似合いだとおもいますよ。」
八重は少し悲しそうに表情を歪めてそう言った。
八重は表情をあまり崩さない子だから、なにかそれに意味があるのだと思った。
今聞いても教えてくれないだろう。
そして何より、それを聞くことが怖かった。
「…そう。そうだわ！私まだあまり鬼について知らないの。教えてくれないかしら？」
鬼になったことなど認めたわけではない。
ただ、鬼について知らないといけないような気がしたのだ。
八「そうですね…。血鬼術はご存知ですか？」
彼女は私に化粧を施しながら話し始めた。
血鬼術…？
八「血鬼術とは、鬼が使う術のようなものです。私の血鬼術はモノを自分のもとに召還できる事です。物もそうですが、人も召還できますし、自分も瞬間移動することができます。」
彼女はそう言うと手を叩き、椿の花を出した。
先程、着物を出したのもこの血鬼術によるものか。
八「
「1人だとさみしいの。だからたまに八重を呼んでもいいかしら？」
八「…っ仕方ないですね。いいですよ。」
彼女は語気を強めてそう言ったが、耳が真っ赤になっていたから、きっと照れているだけで嬉しいのだろう。
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HARu(プロフ) - Ωさん» 申し訳ございませんが、現在リクエストは受け付けておりません…。リクエストは受け付けられませんが、今後もよろしければこの作品を読んで頂けると嬉しいです！ (2020年5月9日 20時) (
レス) id: d53301ec48 (このIDを非表示/違反報告)
みるく餅(プロフ) - Ωさん» まずリクエスト受け付けて頂けるか聞くのが先ではありませんか？ (2020年5月9日 20時) (レス) id: bf52b07c83 (このIDを非表示/違反報告)
Ω - 鬼舞辻無惨様が夢主を溺愛してる話と鬼舞辻無惨様が夢主の信者みたいになって夢主の言う事だけは聞く話見たいです他の鬼殺隊や鬼達には原作通りで無惨様は日光も克服してる少量の血を飲むだけで良い設定で (2020年5月9日 20時) (レス) id: 421640d4d1 (このIDを非表示/違反報告)
HARu(プロフ) - 神楽 林檎さん» 神楽さん！ありがとうございます！私のいろんな作品にコメントしてくださっていますよね？本当にありがとうございます！中々更新頻度が少なく申し訳ございません。高頻度で更新できるように頑張ります！今後もよろしくお願いします！ (2020年5月9日 1時) (レス) id: d53301ec48 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 林檎 - 更新頑張って下さい！応援してます！！ (2020年5月8日 21時) (レス) id: a7e0927490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HARu | 作成日時：2019年12月30日 23時
