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毒と成りうる物 ページ14

リヴァは微笑んで

リヴァ「貴方で間違いなさそう…」

シルヴァ「間違い…?」

リヴァ「貴方、帝国に仇討ちした後は…どうするの?」

シルヴァ「考えてません」

リヴァ「いいね、その目 憎悪に満ち溢れたその目」

シルヴァ「あっ…」

リヴァ「いつか、本心で泣けなくなっちゃうよ」

シルヴァ「えっ…?」

リヴァ「さて、帰ろうか」

シルヴァ「??」

…城に帰城

レオン「俺は反対だ」

リヴァ「何よ、急に」

レオン「何故、そんなに死に急ぐ?何故奴を傍に置く?」

リヴァ「答えは簡単、1人は寂しいから あの子を傍に置くのはあの子が大切だから」

レオン「意味がわからない!」

リヴァ「それでいいの レオンは」

レオン「もう、子供じゃない」

リヴァ「貴方を子供だと思った事なんて…一度もないけど?」

レオン「姉さん!!」

リヴァ「永遠って寂しいものなのよ」

部屋に戻る

シルヴァが真実を知ってしまうのが怖い

シルヴァside

部屋に戻って ベットに横になってるうちに寝てしまったみたいだ

凄く懐かしい夢を見た

『約束だよ?絶対だからね!』

幼い頃のシルヴァ「うん!絶対、君を助けるよ!」

あの約束をした娘は誰だっけ…

あれは、誰の記憶?

あの娘は今何処にいるのだろうか

シルヴァ「…君は…」

あの夢を見る度に 幼い頃の記憶が全て捏造されたモノのように感じる

シルヴァ「頭が痛い…」

机の上には 双銃が置いてある

脈打つようにゆっくり 青い淡い光を放つ

暗い部屋を淡く照らすそれは

現実を謳う 光のようで心が落ち着いた

(コンコン…)ノックの音がする

シルヴァ「っはい」

レオン「…」

シルヴァ「あっえっと…」

レオン「お前、リヴァをどう思う?」

シルヴァ「えっ?どう思うって…」

レオン「質問を替えよう、疑いを持ったことはあるか?」

シルヴァ「持ったことないです」

レオン「わからない、理解不能だ…どうして疑問に思わない?」

レオンは続ける

レオン「お前の力など借りなくても リヴァは帝国軍にも匹敵する強さを持っている、何故、貴様の力を借りる必要がある?死にたいからか?」

シルヴァ「死に…?!」

レオン「何も聞いてないのか?」

シルヴァ「どういうことですか!!」

レオン「言葉の通りだ」

シルヴァ「リヴァが死にたいから僕を傍に置いているって…っ!!」

レオン「本人に聞け、俺でも分からん」

疑い→←練習です!



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設定タグ:創作 , 恋愛 , 戦闘   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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作者名:夢無 | 作成日時:2016年11月7日 16時

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