初恋は? ページ11
シルヴァside
最近 リヴァがルクスと一緒にいるのが気に食わないんです…
他の人と笑顔で話していたりすると…胸の辺りがモヤモヤして…
シルヴァ「あー!もう!!」
(ガシャンッ!)お皿が割る音
シルヴァ「あ、はぁ…」
誰かが隣の部屋から走ってくる
すると 扉が勢いよく開いて
リヴァ「今凄い音したけど大丈夫?怪我は?」
シルヴァ「あ、大丈夫ですよ?」
リヴァ「片付け 手伝おうか?」
シルヴァ「いえいえ、大丈夫です」
リヴァ「ううん、手伝う!」
シルヴァ「…はい」
お皿の破片を拾い集め
リヴァ「ほんと、シルヴァに怪我が無くて良かったわ」
シルヴァ「はい…」
リヴァ「どうしたの?」
そういえば、彼女も一国の姫だ…
付き合っている人とか…いるのだろうか…
シルヴァ「リヴァって、好きな人とかいるんですか?」
リヴァ「?」
シルヴァ「っ!?(何聞いてんだー!?!僕ーー!?)」
リヴァ「ん〜…」
シルヴァ「っあ!?答えなくていいです!!痛っ!?」
指を破片で切ってしまった
リヴァ「あ!大丈夫?待ってて!今治すから!」
(リヴァは両手を僕の切れた指に翳して 治癒魔法を施す)
シルヴァ「すみません…」
リヴァ「大丈夫!」
大丈夫なんて笑顔で云うから
また僕の心にモヤがかかる
リヴァ「そうだ、、じゃあ、シルヴァには好きな人、いるの?」
シルヴァ「僕は…好きな人…います…」
リヴァ「そっか!じゃあ、その人を大切にしなきゃね!」
シルヴァ「はい」
君だよって言えたらなぁ…
でも、
君からの答えが怖くて
言い出せないや
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作者名:夢無 | 作成日時:2016年11月7日 16時