楽曲提供したのは推しのいるグループでした (ページ44)

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真実⑧ ページ44

暫くしてから猪狩くんも隣に腰掛けてきた

猪狩｢はい！これからお話会を始めたいと思います？｣

お話…会？？なんだか分からないから首を倒して聴いてみる

猪狩｢んーまぁ要は愚痴る会だな笑｣

そう言ってからは猪狩くんは学校のこと友達のこと

そして私は初めて知ったけどジャニーズとしてのお仕事のこと

いろんなことを面白おかしく話してくれた

そのおかげで少しずつ笑顔になっていた気がする

猪狩｢って感じ笑 Aは…？｣

急に話を振られたからビックリして慌てちゃって

思い出したように携帯を取り出したけど

私の手の中から携帯を取る猪狩くん

猪狩｢これは今禁止なこんなの無くても大丈夫お前話せるゆっくりでいいから、、誰も怒らないからAの声で教えて？？｣

ねぇ、なんで？なんで猪狩くんが悲しそうな顔をしてるの？？

必然的にまた涙が出てきた

そんな私を見て逆に慌てる猪狩くん

猪狩｢ちょ！ティッシュティッシュ…｣

『わだじ、、ｸﾞｽｯ』

やっとの思いでたせた声は鼻声でガラガラ声で声と言っていいものか分からなかったがその声に猪狩くんはちゃんと耳を向けてくれた