再会 2013年 ページ29
「A・・・?!」
「イ・・・アン?」
Aはそれだけ言うと、イアンの目の前で崩れ落ちた。
Aはラッキューロとキャンデリラを守るべく、デーボスからの刺客と闘っていた。
イアンは、怪人態から人間態へ戻ったAの身体を抱き起こすとそのまま抱き上げた。
「イアン、久しぶり。怪人の姿だったのによくわかったね」
「声でわかった。A、喋るな。色々聞きたいことはある。が、治療が優先だ」
「ちっとも変わってないな。イアン・・・私なんか・・・大切な人さえ・・・守れなかった・・・だから・・・せめて・・・キャンデリラとラッキューロだけでもって・・・・」
Aは嗚咽交じりで言った。
「ああ。怪我が治ったら、全部聞いてやる。だから、ちょっと休んでろ」
「ありがとう・・・キャンデリラと・・・ラッキューロの・・・居場所は・・・これでわかる・・・」
Aが空中に円を書くと一枚の地図が現れた。
イアンはそれをポケットにしまい、走り出した。
スピリットベースに着く頃には、Aは気を失っていた。
「イアン!どうしたんだその子は!?」
キングがすぐに近寄った。
「この前話をしたAだ。ラッキューロとキャンデリラを逃すのに深手を負ったらしい。今は気を失っている」
イアンは地図を取り出すと言った。
「キャンデリラたちはここにいるらしい」
「行くぞ!」
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横峯俊(プロフ) - ゆうみんさん» コメントありがとうございます!5月から続きのお話を更新していこうと思っています思っています!これからも応援よろしくお願いします (2017年4月20日 16時) (レス) id: ae2e1d834b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - えええええどゆうこと船からおりた彼女ちゃん次回楽しみです (2017年4月20日 8時) (レス) id: 2b36d5a049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:横峯俊 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shun0911
作成日時:2017年4月4日 9時