マーベラスの復活 2011 ページ16
ガレオンバスターから発射された銀色の波は、やがて船首の形になり、バスコに突進した。
しかしこれをバスコは、片手で受けてみせた。
赤いオーラで防御し、一度取り込むと、それを銀色の光の弾にし、投げ返した。
そのエネルギー弾を受け、5人は後ろに跳ね飛ばされ、変身も、強制解除された。
跳ね上がったゴーカイガレオンバスターを受け止めると、バスコはレンジャーキーを回収した。
「ったく、めんどくさいこと、させないでって。どうせ、おまえらがまた負けて、レンジャーキー、取られるんだからさ。これで終わりだ」
バスコは、専用銃カリブラスターを海賊達に向ける。
数々の強敵を倒してきた、ゴーカイガレオンバスターのエネルギーを受け、海賊たちは大ダメージを負い動けない。
もはや、命運はつきたか。
引き金に指をかけようとしたその時、バスコに銃弾が降り注いだ。
ゴーカイガンを連射しつつゆっくりと歩を進めてくるのは、マーベラスで仲間の元まで来ると、言った。
「わりぃ、遅くなった。あとは、俺にまかせろ」
バスコの顔色が変わった。
ニヤケが消えて、唇が歪んでいる。
「マベちゃん、本当にしつこいね。そんな体で、まともに戦えると思ってんの？」
マーベラスの上衣はそこらじゅう焦げていて、ボロボロで、頭には包帯が巻かれていた。
だいたい、さっきまで満足に立つこともできなかったマーベラスだが、すました顔で言った。
「気にすんな。ちょっとしたハンデだ。それより…おまえの顔を見るのは、これが最後だ。絶対に、ケリをつける！」
決意と共に、銃口をバスコに向けた。
「ふっ、最後か…」
やがて、意外なことを口にした。
アカレッドの真実とマーベラスの決意 2011→←ゴーカイレッドvsゴーカイジャー 2011
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 25人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
横峯俊(プロフ) - ゆうみんさん» コメントありがとうございます！5月から続きのお話を更新していこうと思っています思っています！これからも応援よろしくお願いします (2017年4月20日 16時) (
レス) id: ae2e1d834b (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - えええええどゆうこと船からおりた彼女ちゃん次回楽しみです (2017年4月20日 8時) (レス) id: 2b36d5a049 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：横峯俊 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=shun0911
作成日時：2017年4月4日 9時
