検索窓
今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:99,347 hit

頭痛の原因 ページ43






「うー、…頭痛い、」


朝出社してやっぱり頭痛いなぁ、と思う。昨日の帰りの記憶がなくて私はどうやって家まで帰ったんだろう、と思った。

誰かが送ってくれたんだろうな、とは思うものの肝心の誰なのかというのが分からないからお礼が言えない。


「あ、おはようございます」

「Aちゃん、おはよう」

「A大丈夫アルか?ちゃんと寝れたアルか?」

「あー、うん。頭すごい痛いんだけど、」

「あー、お酒飲んだアルもんな。珍しいこともあるアルな」

「ーーー…お酒、?」


神楽は何を言ってるんだろう。私が、お酒を、飲んだ?


「あのサドとの一件の後、A近くにあったお酒を二口飲んででろでろに酔ったアルよ」

「それで私と神楽ちゃんで送ったの」

「二人が、」


頭が痛い理由もどうやって家に帰ったのかも一気に分かった。私なんて無茶やったんだろう。


「ご迷惑をおかけしました、」

「いつものお礼アルよ。いつも送ってくれるアルもんな」









.









「おはようございます……って、お酒くさっ!」

「耳元で叫ばないでくれよ、頭ガンガンすんだ」

「銀さん寄らないでください」


ていうか昨日どんだけ飲んだんですか、とツッコミたくなる。


「二口で酔うどっかの嬢ちゃんとは違うんだよ」

「馬鹿にしてます?」

「いや?可愛いなーって」

「朝からセクハラですかお疲れ様ですさようなら」


『ね、普通に来てるよ』

『うわ、神経図太い』

『普通来れないよね』

『どういう神経してるんだろう』


「…まぁ、アレだ。気にすんな」

「何がですか」


こうなることは想定内だし今更泣くつもりはない。

だけど、


「沖田くんが来るときだけ逃げていいですか」


正直彼に会う勇気も度胸もない。

きっと気まずいだけだし、それならいっそ年が明ける位まで会わない方がいい気がする。


「…逃げても何も変わらねェぞ」

「土方、さん」


気がついたら目の前には土方さんがいて、


「弱音、はいてもいいですか、」

「…好きにしろ」


何か土方さんって包容力があるのか、安心感がある。







ーーーーーーーーー

作者です!今気がついた…『沖田さん』呼びから『沖田くん』呼びに変わってた…!

直そうかなと思ったんですけど、何か主人公の口調も敬語だったのに気がついたらタメ口になってるしで、直すの面倒なんで放置します笑

すみませんでした(´・ω・`)

新作のお知らせ→←嫉妬なんて似合わない



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (121 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
165人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 高杉晋助 , 沖田総悟   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Hanavi(プロフ) - ありがとうございます!!!! (2019年4月30日 22時) (レス) id: 5a9b3d8683 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - めっちゃ面白いです、これからも更新頑張ってください! (2019年4月30日 16時) (レス) id: 9b87fec193 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Hanavi | 作成日時:2019年2月11日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。