ちびーず病系短編集 【完全リク制】

＊ ページ33

山田side

時刻は21:30で、今日は朝からの撮影だったのもあるのか俺もウトウトしてた時だった。



大「ぅ…、っはぁ、」

「大ちゃん？大丈夫？」

大「…や、まだぁ…」



大ちゃんの目はもう意識を失いそうなくらい朦朧としてて、熱もすごく上がってる。

これ病院行かないとやばいんじゃねぇの…？


「と、りあえず…熱、測れる？」

俺もちょっと戸惑ってしまった、


大「…」

大ちゃんの脇に体温計を挟み、病院へ行く準備をした 。


大「ぅ…やまだぁ…泣」

「どした？つらいね、大丈夫だよ〜」

俺がまず落ち着いてなきゃダメ…、

熱も40.2℃で意識も朦朧な状態で不安なんだろう、俺もその気持ちは分かる、


だからこそ俺が落ち着いて優しい声で安心させる 。


「っし、いこ？」

大「…」

大ちゃんはふらふら。もう床が見えてないんじゃないかってくらい。

荷物を先に車に置いて、大ちゃんを助手席に連れていった。




『時間差熱中症ってやつです。名の通り、時間差で熱中症になるんですよね〜、薬出しておくから、明日は安静にしててね。』



今、大ちゃんは点滴をして寝ている。

病院に着いた頃には大ちゃんは遠くを見つめて、本当に危険だったと言われた。



「良かった…」





大「やーまだ！ありがとな！」


久々の収録で会った時に不意に言う君。


「べっつに？？」

大「照れてんなーお前。
でもほんとありがとな。」






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オチが…笑

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