書庫 ページ18
ヒラ… と、私や零華、源くんの間を“黒い蝶”が飛んできました
寧(なんでこんなところに？)
そう思って私は蝶に近づきました
零「どしたの？寧々ちゃん」
それに伴って、零華も私のほうに来ました
通り過ぎていった蝶は、一冊の本に止まりました
その本に触れると…
ブワッ
寧.零「きゃぁ！」
いきなり煙みたいなものが出てきました
光「先輩！」
そう声をあげて、源くんが駆け寄ってくる頃に、煙が晴れてきて、本があった場所に異変があることに気づきました
零「蝶が止まったところに扉が…」
寧「もしかして、これが…」
3人「16時の書庫？」
中が気になり、3人で扉を開けてみると、中は
寧「すごい…」
大きな本棚がたくさんあり、その中に様々な本が入っているのでした
ちゃぽ
寧「水が…ってことは」
光「ここも境界…あの世とこの世の境目ってことっすね、気ぃつけなーと」
零「……………」
寧「あ、零華、だいじょ、ぉぶ…？」
零華は初めて入ったであろう境界に戸惑っていないかと思い、最後に入ってきた零華に声をかけようと後ろを振り向く…と
どこか懐かしそうな感じで微笑んでいる零華がいた
寧「れ、零華？」
零「え、あぁごめん、大丈夫、大きすぎてびっくりしちゃってただけだからってぅわああああぁあ！水⁈なんで⁈」
光「あぁ、ここは境界と言って、七不思議の縄張りみたいなところっす、そこは床に水が張ってるみたいなので、転ばないよう気を付けてください！」
零「そ、そうなんだ…」
少し書庫ないを進むと、もっけちゃんがランプを貸してくれました
それの光を頼りに、私たちは探索を始めました
〜数時間後〜
寧「ダメ…全っ…然見つからない」
どれだけ探しても見つからず、私たちは戦意喪失してしまっています…
寧「この書庫、どんな順番で並んでるのかわからない…」
零「ていうか、その花子くんってこの本名、寧々ちゃん知ってるの？」
寧「し、知らない…」
零「じゃあ順番が分かっても意味ないね」バッサリ
寧「う〜〜、れいか〜、そんな意地悪言わないでよ〜」
零華と戯れあってると
光「先輩、頭になんかついてますよ」
と源くんが声をかけてくれた
零「あ、ほんとだ！」
寧「へ？どこ？」
私が、その“なにか”を見ようと振り向くと、耳の辺りから黒いものが飛び立つのが見えました
寧「蝶…さっきと同じ」
本に止まったのと同じ蝶が飛んでいくのに、私(とついでに零華)はついていきました
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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桜並木(プロフ) - 紗理奈さん» ありがとうございます (2020年9月16日 0時) (
レス) id: ba34a9a86c (このIDを非表示/違反報告)
紗理奈 - めっちゃおもろいです! (2020年9月13日 21時) (レス) id: 38501a419f (このIDを非表示/違反報告)
桜並木(プロフ) - 花っち�擦気�» ありがとうございます！！そう言ってもらえるのはじめてなのでめっちゃ嬉しいです！これからもマイペースではありますが更新させていただきますので、楽しみにしていただけたら幸いです(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ (2020年2月3日 19時) (レス) id: ba34a9a86c (このIDを非表示/違反報告)
花っち�� - えっと、文才の大洪水ですね(アホ)めっちゃおもしろいです！応援してます！ (2020年2月3日 18時) (レス) id: a210479166 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜並木 | 作成日時：2020年2月2日 11時
