初めてのお出掛け。�� ページ17
嗚呼、姐さん
中原さんがそう言うということは、この人が首領に呼ばれた｢紅葉さん｣なのだろう。苗字は知らない。
｢失礼するぞ…おお、お主がその召喚されし者、か…
私の名は尾崎紅葉。宜しく頼むぞ｣
余りにも自然に自己紹介をされたのに、それに応える私は何故かぎこちなくなってしまう。
｢私は玲香 A、歳は13。宜しく｣
｢そう固くなる必要もなかろう。安心しろ、手出しなどする訳が無い。
それで、確か買い物に行くんだったかのう？
何を買いに行くのじゃ？｣
｢首領に服を買いに行けと言われました。
その他にも生活必需品など…取り敢えず生活が出来るようになるまでは任務は与えられないと。｣
｢成程のう…取り敢えず近くの繁華街にでも行ってみればどうじゃ？｣
気乗りしないようだ。
｢ほれ中也、行くぞ。さっさと起きるがよい｣
逃げられないと察したように中原さんが重い腰を上げた。
｢取り敢えず服を買いに行くかのう。一応仕事服にもなりそうな物から選ぶが別に多少趣味が入っていてもそう怒らんからの、ある程度は指定させて貰うが、好きに選ぶといい。
中也、車を出すか？それとも私の車で行くか？｣
事の成り行きを静観していた中也ははっとしたように顔を上げ、
｢いえ、俺が車を出します。｣
と言った後に恐らく運転手であろう人に電話をかける為失礼します、と言って部屋を出てしまった。
｢全く…彼奴も相当な大馬鹿者よのう…
済まないが彼奴の態度にそう腹を立てないでくれると助かる。要は…話し下手なのじゃ。彼奴もポートマフィアに入ってそう長くもない故…怯えながらも必死に頑張っているのだろう。｣
｢勿論です。私が中原さんに腹を立てる理由がありません。中原さんだって行成餓鬼の女を押し付けられたら困るでしょうし。
然し…ポートマフィアに入って其処迄経っていなのですか？私にはそうは見えませんでしたが…｣
そう謙遜するでないぞ、と少しばかり眉を下げて笑って見せて
｢中也は本当に入って間も無い。然し彼は首領直々にポートマフィアに入れられた上彼の異能は強大じゃ。彼奴の異能が買われ、何時か起こるであろう組織同士の戦いの為に昇進させて首領に近づけ、お主を召喚した…成り行きはこんな物だ。なに、お主が気に病むことでも無い。中也は根は優しいのだ。いずれ分かる時が来よう。｣
嗚呼、成程…ね
初めてのお出掛け。�侠�←綺麗な世界と穢れた世界のあわいで。
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Lease(プロフ) - お久しぶりです、切愛と申します。突然ですが、2年振りにアカウントを変更してリメイクをさせて頂きます。以後この内容はLeaseに引き継がれますので、どうぞ宜しくお願い致します。 (2021年10月1日 19時) (
レス) id: 38aa326773 (このIDを非表示/違反報告)
切愛 - 私の端末で問題が発生しています。ログインしようとしてメールアドレスとパスワードを入力したら、その前のページに戻ってしまい、ログインが出来ません。解決方法が分からず、、しばらく投稿出来ないかも…ネタ自体はできているので…少々お待ちください。 (2020年3月31日 9時) (レス) id: a4a2215412 (このIDを非表示/違反報告)
切愛(プロフ) - ごめんなさい…投稿全然出来てません…学校休みになりましたので、今後はきちんと投稿させていただきます…どうかお見捨てならず付き合っていただけると大変光栄にございます (2020年2月29日 9時) (レス) id: 582fb3c1a0 (このIDを非表示/違反報告)
神代 雫(プロフ) - 初めまして。作品読ませていただきましたが、とても丁寧に書かれていて読みやすかったです。これからも更新楽しみにしています。頑張ってください！ (2020年1月25日 11時) (レス) id: ebdbc134af (このIDを非表示/違反報告)
切愛(プロフ) - 皆様こんにちは、とうとうお話がいっぱいになりました。次の1話書け次第続編公開するので暫しお待ちを。あと更新出来なくて本当にすみませんでした！これからは更新頻度落ちないように頑張っていきます。まだまだ続きます、これからもどうかよろしくお願いします！ (2020年1月14日 20時) (レス) id: 6f3c1f7dd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：S/S x他1人 | 作成日時：2020年1月1日 20時
