続き ページ22
車での移動中
私はヨシくんと席が隣だった
YS 「......でさ〜、その曲がすごく良くて.....」
「そ、そうなんだ。今度聴いてみるね。」
何故だか今日のヨシくんはいつにも増してよく話す。
朝から体調が良くない私からすると
はっきり言って静かにして欲しかった。
YS 「それでその時ハルトが〜......」
「ご、ごめんねヨシくん。
私早起きしたから寝たくて......。」
YS 「あ、そ、そうなんだ。」
「うん.....。」
我慢の限界だった私は
遠回しに静かにして欲しいとヨシくんに伝えた。
YS「の、のど飴とかいる.....?」
「ううん、大丈夫だよ。」
YS 「雑誌とかもあるけど.....。」
「いらないよ」
YS 「水とかは......」
なのにヨシくんはしきりに話しかけてくる
今思えば全部彼の優しさだったのに
私はとうとう言ってしまった
「だから.....いらないって言ってるでしょ.....!」
YS 「........!」
「あっ.....ご、ごめ」
HR 「お前その態度はないんじゃねーの」
酷い言葉を言ってしまった私は我に返り
すぐさま謝ろうとしたがそれは
前の席にいたハルトくんによってさえぎられた
HR 「前から思ってたけどお前最近生意気なんだよ」
HR 「たまにヒョン達にタメ口きいてるけど」
YS 「ハルト、やめ....」
HR 「たった1ヶ月でメンバーと仲良くなれたって思ってんの?」
「.........っ」
私はその言葉で一気に恥ずかしくなった
何を勘違いしていたんだろう
元々雲の上の存在の人達だったのに
簡単に近づける距離じゃない事くらい分かってた
それでも私は親しくしてくれるメンバーに期待して
もしかしたらって、認めてくれてるんだって
勘違いして優しさに甘えてた
あんな酷い態度私が取っていいわけないのに
どうして分からなかったんだろう
439人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「TREASURE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
haru - いやいや、あ、アサヒ言ってそう…って一人でなってるので(笑)主様のセンス大好きです! (2021年8月9日 12時) (レス) id: 15b914867e (このIDを非表示/違反報告)
Halie(プロフ) - haruさん» うわ〜ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!笑 アサヒくんの話たまたま書いてたんですけどなんかキャラ違うな〜おもたらすぐに言ってください!笑 (2021年8月4日 21時) (レス) id: 22dca65aae (このIDを非表示/違反報告)
haru - まだ、読み始めたばかりなのですが主様のお話面白いです!アサヒペンなのでできれば絡みをみたいです!これからも頑張ってください!応援してます! (2021年8月4日 19時) (レス) id: 15b914867e (このIDを非表示/違反報告)
Halie(プロフ) - _(:3」z)_さん» 主人公はメンバーにあまり異性という事を意識させたくない為ヒョンと呼んでいます。メンバーに甘える時はオッパになるかもしれません笑 (2021年8月3日 12時) (レス) id: 51ee5ce478 (このIDを非表示/違反報告)
_(:3」z)_ - 女の子視点なのであればヒョンじゃなくてオッパじゃないですか? (2021年8月3日 2時) (レス) id: e96ec0d6c5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Halie | 作成日時:2021年8月1日 18時