れおにぃを追いかけて �� ページ6
(★Aside)
メンバーさんと電話で話したりはしてたけど、生で会うのは初めてで人見知りな私はめちゃくちゃ緊張してた。でも、それよりも生れおにぃと話せる嬉しさが勝っていた。
控室に入ると、れおにぃが声をかけてくれた。私は嬉しくて走って行って抱きついた。ほんと会いたかったよ〜！そう言うと、れおにぃは俺もだよ。元気そうでよかったと微笑んでくれた。
メンバーさんたちが、うわ、玲於がお兄ちゃんしてる！とかデレてる！とかめちゃくちゃからかってきた。
そして、写真では見てたけど、生で見ると更に顔がそっくりすぎると大爆笑。
れおにぃは好きだけど、なんかバカにされてるみたいでムカつく！って思って、れおにぃの後ろに隠れた。
すると、ドアが開いて、前座や後ろで踊っていた5人が入ってきた。新たな知らない人たちの登場に人見知り発動して、さらにれおにぃの後ろに。不安でれおにぃのシャツの後ろをつかんでた。
れおにぃが紹介をしてくれて、みんな笑顔でよろしくねと言いながらも、そっくりですねとか言ってて、それがむかついたから塩対応したら、それもまたそっくりすぎると言われたからますます不機嫌になった。
夢者修行を見に行った後、私はますますダンスにのめり込んだと同時にやっぱりれおにぃを追って東京に行きたい！と思って、東京の学校に行けるように勉強をがんばった。親からは大学は東京選んでもいいと許可もらえたから。
ジェネは夢者修行を経てデビューした。
クラスメイトに涼太くんファンがいてめちゃくちゃ盛り上がったり、なによりれおにぃが夢叶えたことが嬉しかった。
中学にはダンス部がなくて、私は家で一人で踊っていた。でも、涼太くんファンの子の呼びかけで他の中学のLDHファン仲間で集まって、ダンスサークルを作った。
れおにぃ以外の誰かとダンスするのは初めてで最初は緊張したけど、みんなとするダンスは楽しくて、気がつけばダンスを通じて沢山の友達ができた。そして、れおにぃがいない寂しさは完全にではないけど、吹き飛んだ。
高校生になった私はダンスサークル仲間と相変わらず週末は集まってた。それに加えて、高校のダンス部にも入部した。
親が東京の大学に行かせる条件として、偏差値がある程度高くて知名度もある大学でないと許さないというものがあったから、勉強もかなりがんばった。
その頃にはジェネもかなり顔が知られてきてて、顔のせいか？私が佐野玲於のいとこだと学校中に知られていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
HAL(プロフ) - ありがとうございます。今回はまこっちゃんの塩対応や振り回される感じを書いていきたいなと思って、ヒロインのキャラの性格も第一章とガラリと変えてみました。 (2021年9月11日 9時) (
レス) id: d8bc379b6c (このIDを非表示/違反報告)
らら - 第二章きましたね〜!! 楽しみです！ (2021年9月11日 8時) (レス) id: c287c87241 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：HAL | 作成日時：2021年9月5日 21時
